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インドア大好き人間が自転車に乗り始めて嵌り、今ではどこに行くにもロードバイク
当然のごとく速く走れるわけがないんですがメンテナンス大好きなので自転車を弄ることを中心に記載しています。

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シマノからR7000 105が発表されました

4月2日にシマノからR7000 105が発表されました。
4月1日だとエイプリルフールを間違われるのを避けて4月2日にしたのか分かりませんが、ようやく発表されたっていう感じですね。

シマノからR7000 105が発表されました
R7000 105

現在、R8000アルテグラを使用していてSTIレバーが握りやすくてとても気に入っているんですが、R8000アルテグラはレバーがカーボン製でラフに扱えないのでアルミ製レバーの105の発表を心待ちにしていました。

STIレバーを見てみる

シマノからR7000 105が発表されました
R7000 105のSTIレバー ST-R7000

写真を見た限りではR8000アルテグラと同じブラケット形状に変わり、ブラケットカバーもR8000アルテグラと共通で格子状の模様が入って滑りづらくなっているのがいいですね。

アルテグラとの差別化を測るためにレバーはアルミ製に変わっているので、街乗りや練習用としては待っていましたっていう感じです。(^^)b

ただ、シマノの怖いところは上位モデルと差別化を測るために意図的に性能を落とすことがあり、過去の例ではレバーのストローク量を変えていたことがあったのでこの辺は現物を操作して比べてみないと分かりません・・・。

シマノからR7000 105が発表されました
R7000 105の油圧ブレーキ対応STIレバー ST-R7020とST-R7025

R7000になって油圧式ディスクブレーキに対応したSTIレバーも追加されました。

従来の105グレード相当であるST-RS505はブラケットヘッド部分がとても大きくて操作しづらい問題があったんですが、今回のモデルチェンジで上位モデルと準拠したすっきりしたデザインに変更され、握りやすさと形状が変わったのはいいことですね。

他にも手の小さな人向けに内部構造を見直してレバーを手前に4mm近づくようにするだけでなく、レバー自体を外側へオフセットさせることでより指が届きやすくブレーキをかけやすくなったSTIレバーST-R7025もラインナップされているのが大きな特徴です。

ブレーキレバーが近くなればブレーキを効かせやすくなるので握力が弱い女性や手が小さい方にとって朗報ですね。

クランクを見てみる

シマノからR7000 105が発表されました
R7000 105のクランク FC-R7000

クランクも上位モデルのデザインに近くなり、5800 105のクランクよりごつい感じになっています。

クランクの長さはクランクアームの長さは160mm、165mm、175mm、172.5mm、175mmの5種類で、特筆すべき点はクランクの長さに160mmが追加されたことで、身長が低い人にも歓迎されるんじゃないかと思います。

歯数構成は5800 105と同じ50-34T、52-36T、53-39Tの3種類です。

ブレーキを見てみる

シマノからR7000 105が発表されました
R7000 105のキャリパーブレーキ BR-R7000

リムブレーキ用のキャリパーブレーキはR9100デュラエースで加わった左右のピボットをブースターで接続することで剛性が強化されていて、アームのたわみを抑制され、左右のアームの距離を縮めることでコンパクト化もされています。

5800 105と同様に動揺にダイレクトマウントタイプもラインアップされていて、タイヤクリアランスは28cまで使用可能になっています。

シマノからR7000 105が発表されました
R7000 105の油圧ディスクブレーキキャリパー BR-R7070

5800 105までは油圧ブレーキが無かったんですがR7000 105になって105グレードとして初めて油圧ディスクに対応したキャリパーが登場しました。

ディスクブレーキの取り付けの標準規格であるフラットマウントに対応し、小型で軽量でながらディスクブレーキ特有の高い制動力を備えています。

ブレーキローターはセンターロックタイプのSM-RT70が新たにラインアップされています。

フロントディレーラーを見てみる

シマノからR7000 105が発表されました
R7000 105のフロントディレーラー FD-R7000

フロントディレイラーはマイナーチェンジしたFD-5801と同形状になるみたいですね。

FD-5800はワイヤーを取り付ける際に専用工具が必要だったんですが、FD-5801からは専用ツールが不要になってディレイラー側でケーブルテンションを調節できるのも個人的に気に入ってます。

ただ、ワイヤーの取り回しがかなり面倒くさいんですよね・・・(^^;)

リアディレーラーを見てみる

シマノからR7000 105が発表されました
R7000 105のリアディレーラー RD-R7000

リアディレイラーもR9100デュラエースで採用されたシャドーデザインを採用しています。

フレームからリアディレーラーの張り出しを抑えることで、接触や落車時のトラブルを回避し空力性能の向上も見込まれているようです。

ダイレクトマウントに対応することでフレームとリアディレイラーのクリアランスを広げホイールの着脱を容易にするという謳い文句になっているんですが、R8000アルテグラを使用している限りではホイールはかなり外しづらいですよ・・・。

対応するギアはショートケージが11-25Tから11-30Tへと対応し、ロングケージは11-28Tから11-34Tまで対応します。

カセットスプロケットを見てみる

シマノからR7000 105が発表されました
R7000 105のカセットスプロケット CS-R7000

カセットスプロケットはワイドレシオ化が進み、12-25T、11-28T、11-30T、11-32T、11-34T(CS-HG700-11)の5種類が5種類をラインアップされ、5800 105には無かった11-30Tが新たに追加されています。

R7000 105にはハブもあります

R7000 105には上位モデルのデュラエースやアルテグラで廃止になったハブがあるんですが、5800 105のロゴマークを変えただけで穴数も32Hと36Hと特に目立った点はありません。

下位モデルだけに20Hや24Hを追加してくれって贅沢は言いませんが、ディスク用のハブには28Hがあるんだからリムブレーキ用のハブにも28Hを追加してくれると嬉しいんですけどねぇ・・・。

気になる発売時期と価格

発売時期は6月末の予定となっていて、各パーツの価格は以下にまとめてみました(価格は税抜きです)。

ST-R7000 STIレバー(キャリパーブレーキ) 22,990円
ST-R7020 STIレバー(油圧ディスクブレーキ) 42,645円
ST-R7025 STIレバー(油圧ディスクブレーキ) 43,111円
FC-R7000 クランクセット(160-175mm、53-39T/32-36T/50-34T) 15,258円
BR-R7000 キャリパーブレーキ(前) 4,819円
BR-R7000 キャリパーブレーキ(後) 4,295円
BR-R7070 ディスクブレーキキャリパー(前) 5,853円
BR-R7070 ディスクブレーキキャリパー(後) 5,621円
SM-RT70 ディスクブレーキローター 2,550円
FD-R7000 フロントディレイラー(直付け) 3,865円
FD-R7000 フロントディレイラー(バンド31.8/28.6mm) 4,107円
FD-R7000 フロントディレイラー(バンド34.9mm) 4,051円
RD-R7000-SS リアディレイラー(ショートケージ) 5,120円
RD-R7000-GS リアディレイラー(ロングケージ) 5,586円
CS-R7000 カセットスプロケット(11-28T、12-25T) 4,750円
CS-R7000 カセットスプロケット(11-30T) 4,982円
CS-R7000 カセットスプロケット(11-32T) 5,332円
CS-HG700-11 カセットスプロケット(11-32T) 5,495円

これまでの例だとパーツとして自転車店の店頭に並ぶ前に完成車に搭載されて販売されているので、6月ごろに大きめの自転車店に行くと発売開始前にR7000 105を搭載した完成車を見る事が出来るかもしれませんね。