2014/7/19
2014年モデルにリムハイトが35mmのボーラが発表されて単にリムハイトを変更しただけでなく、ブレーキ面に3Diamanteという加工を施してブレーキの効きを良くするという改良も施していただけに、2015年モデルで50mmハイトのボーラもモデルチェンジをしてくるだろうっていう予想はしていました。
ただ、予想外だったのは50mmハイトのボーラだけでなく、35mmハイトのボーラもモデルチェンジされるということです。
アルミリムのホイールは切削箇所を少しずつ増やすことで毎年モデルチェンジをしてきても不思議ではないんですが、カーボンリムのホイールのモデルチェンジは型を新たに作る必要があるだけに1年でモデルチェンジをしてきたのはちょっと驚きでした。
ではどこが変わるかというとリムの幅です。 従来は20.5mmだったのが、約4mm広がって24.2mmに変更され、当然のことながらブレーキ面には3Diamanteが施されてブレーキの効きも改良されています。
従来チューブラーしかなかったボーラに2015年モデルからクリンチャーも追加され2015年モデルにおけるカンパニョーロの本気度が伺えます。
他社のカーボンホイールは空力を考慮してワイドリム化になったホイールを発売してきているだけに、カンパニョーロもようやく追随してきたということですね。
以下に写真と重量を記載しておきます。
BORA ONE 35
BORA ULTRA 35
BORA ONE 50
BORA ULTRA 50
気になる重量は以下のとおりです。
※メーカー発表値
普通に考えるとリムがワイド化されているので重量が従来モデルよりも重くなっても特に不思議ではないんですが、従来モデルよりも軽量化を図ってきているので本気度が伺えます。
ただ、ハイペロンウルトラよりも軽くなってしまうと今度はハイペロンの存在意義が薄れてしまうだけに、こう考えると2016年モデルかそれよりも早い時点でハイペロンがモデルチェンジされそうな感じがするのは自分だけでしょうか(^^;)
==関連記事==
カンパニョーロの2015年モデルのコンポに4アームクランクが登場します
カンパニョーロの2015年モデルにシャマル・ミルを追加
フルクラムの2015年モデルにレーシングゼロ・カーボン登場
フルクラムの2015年モデルにレーシング5LGとレーシング7LGが登場
シャマルミルとレーシングゼロナイトで使用するブレーキパッドに注意