2014/7/18
フルクラムからレーシングゼロナイトが発表されただけにカンパニョーロも何か出してくるだろうと思っていたんですが、シャマルミルを出してきましたね。
写真を見てすぐに従来品と違いが分かると思いますがリム全体が黒くなっています。
これはシャマルがカーボンリムに変更されたわけではなくミルと呼ばれる処理で、通常のアルマイトだと表面処鹿でしかできないため使用しているうちにブレーキで削れて処理が落ちてくるんですが、ミルは内部まで浸透させて金属を処理するのでブレーキで表面が削れても処理が残って黒いままみたいですね。
リムが変わったのにハブは従来と同じでカーボン胴にUSBという組み合わせなんですが、どうせならCULT仕様にして差別化を図るぐらいの意気込みを見たかったですね。
気になる重量は前後で1450gらしいです。
リムの表面処理が変わったため新しくブレーキシューが用意されているんですが、このブレーキシューはミルのリム専用というわけではなくカーボンリムでも使えるという優れものみたいですね。
ただ、なんとなく気になってしまうのが赤い色でスイスストップのブレーキシューみたいにカーボンリムに色が付かなければいいんですが・・・(^^;)
ようするにマビックのエグザリット同様の処理をカンパニョーロも施してきたということですが、それにしても真っ黒なリムに合わせてなのか、デザインがやけにシックになっているのが残念な感じがします。
個人的にはアルミリムのフラッグシップモデルなんだからもっと派手なデザインの方がいいと思うんですが、最近のヨーロッパではこういったデザインが流行みたいですからね・・・。
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