2014/7/30
少し前に前輪の画像だけ見たことがあって、2015年モデルではレーシングゼロ・ナイトが出るだけに画像だけでは心眼が定かではなかったんですがどうやら本当に出るみたいですね。
レーシングゼロにカーボンリムモデルが登場すると、似たようなスペックのレーシングライトの存在意義が薄れてしまうのではという考えがよぎってしまうのでスペックを見てみます。
リム | クリンチャーorチューブラー |
リム幅 | 17c |
リム高 | 30mm |
ブレーキ面 | Braking Surface 3K |
スポーク | アルミ 前:16 後21 |
ニップル | アルミ |
ハブ | フランジ:アルミ、胴:カーボン |
ベアリング | USB |
重量 | チューブラー:1268g クリンチャー:1358g |
価格 | チューブラー:\250,000 クリンチャー:\260,000 ※10月頃入荷予定 |
ここ最近のフルクラムの動向を見る限り後からCULTモデルが出てくることも考えられるのでベアリングの件は置いておくとして、レーシングライトとレーシングゼロ・カーボンの違いはリム高とスポークの数と材質という点ではないでしょうか。
レーシングライトと住み分けを考えれば30mmというリム高にするのは当然かもしれませんが、従来のレーシングゼロでは前後でリム高が異なっていたためゼロ・カーボンは若干エアロよりに振ってきているみたいですね。
レーシングライトのリムはフルカーボンだと記憶していますが、ゼロ・カーボンは従来のレーシングゼロ同様にMoMagによる構造を採用しているみたいで、リムに余分な穴を開けていないので剛性が上がっているかもしれませんね。
レーシングライトとの見た目の決定的な違いは後輪のスポーク数ですが、スポークがアルミ製という記述があるんですが写真を見た感じではステンレスのようにも見えるんですが、上記の正面からの写真だと従来のアルミスポークっぽくも見えるんですよね(^^;)
この辺は今後の詳細な情報を待つしかないんですが、もしアルミスポークだとしたらカーボンリムにアルミスポークという組み合わせは珍しいんじゃないでしょうか。
ブレーキ面の処理はBraking Surface 3Kという処理がされています。
気になる重量もチューブラーが1268g、クリンチャーが1358g、同じく2015年モデルに登場するアルミモデルのレーシングゼロ・ナイトが1420gなのでカーボンリムを採用して回転外周部の軽量化というホイール本来の目的は果たしていますね。
ここ最近フルクラムの情報が先行していますが、フルクラムがやれば当然のごとくカンパニョーロもシャマルで同様のモデルを出してきてもおかしくありません。
2015年モデルでボーラがモデルチェンジしたので近い将来ハイペロンのモデルチェンジもあるかと思っていたんですが、もしかするとシャマル・カーボンに変わってしまうかもしれませんね。
==関連記事==
カンパニョーロの2015年モデルにシャマル・ミルを追加
カンパニョーロの2015年モデルでボーラがモデルチェンジ
フルクラムの2015年モデルにレーシング5LGとレーシング7LGが登場
シャマルミルとレーシングゼロナイトで使用するブレーキパッドに注意