2016/2/6
前回の記事でクリート位置をかかと寄りに変更したと記載した当初はペダリングが若干しづらく感じていたのも1週間ぐらいで慣れてきて、もしかしたらクリート位置はつま先よりではなくかかと寄りの方が合っているんじゃないかって思えてきました。
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クリートをかかと寄りに変更してみました
以前ローラー台を使ってクリート位置を変更するとどうなるか試したことがあって、クリート位置はつま先寄りにすると回しやすく、かかと寄りにすると回しづらいっていうのが分かっていたので、回しにくいより回しやすい方が個人的に好みだったのでクリート位置は回しやすいつま先寄りにしていました。
今回クリートをかかと寄りに変更してみたらつま先寄りに比べると若干ペダリングがしづらいんですが、かかと寄りの方がペダリング時に力が入りやすく重いギアを踏みやすいって分かりました。
重いギアが踏みやすいとそれなりのスピードで巡航するのが楽なので、もしかしたら自分の脚に合った回しやすくて力も入りやすいっていうクリート位置があるんじゃないかって思えてきたんですよね(^^;)
そこで今回は上記を踏まえたうえでおいしいクリート位置を探ってみました。
上にロードシューズの図を載せていますが、自分はロードバイクで出かけた先で歩いたり写真を撮ることが多々あってロードシューズだと歩きづらいため、ロードバイクにはPSDペダルを付けてSPDシューズを履いています。
そのせいかどうか分からないんですが、自転車雑誌に記載されているクリート位置はペダル軸の真上に拇指球に合わせるっていうとおりにクリート位置を合わせてローラー台や実走をすると2時間程度で拇指球の骨の辺りがものすごく痛くなってきて、自転車に乗り終わった後に歩くのが辛いぐらいなんです・・・。
自転車雑誌に記載してあることは大多数にあわせた目安であって、人の顔や体格が異なるように自分の足にはクリート位置を拇指球に合わせる方法が合ってないだけかもしれませんけどね(^^;)
そんなわけで例によってローラー台でクリート位置をいじって試してみることにしたんですが、少しずつクリート位置をずらして試していたら結局に一番合っていたのが一番かかと寄りだったってなると時間の無駄なので、最初にクリート位置を一番かかと寄りで試してみて、徐々につま先寄りに移動させて最適なクリート位置を探っていきました。
やる前から分かっていたことなんですがクリート位置を一番かかと寄りにすると力は入るんですが、ケイデンス90前後のペダリングだと特に問題ないんですがケイデンス100以上になると股関節が引っかかるような感じがするので止めました。
そこで徐々につま先寄りにずらしていったところ写真のクリート位置だと力も入るし、ケイデンスを150程度まで上げても違和感が無かったのでこのクリート位置で落ち着くことになりました。
※一番かかと寄りから5mm程度つま先寄りにしました。
ちなみに変更前の写真は先の記事のクリート位置を変更する前のもので、拇指球より若干つま先寄りになる位置にクリートを取り付けていたんですが、今回の変更では拇指球より5mm程度かかと寄りにクリート位置を変更しました。
取り付けた位置は母指球より後なんですが、ペダリングをしていると親指の付け根付近(図の青丸部分)で踏んでいるような感覚なんですよね(^^;)
※写真のシューズはローラー台専用で使っているシマノのSH-FN51です。
クリート位置を変更して3ヶ月程度(3000km以上)乗ってみた結果、クリートを3mm程度内側に寄せた方がペダリングがしやすかったのでクリートの前後位置は変えずに内側に変更しています。
今回の変更でクリートを10mm以上かかと寄りにしたんですが、こんな感じで色々試すことができたのはSPDシューズはクリートの調整幅がロード用シューズより広いので色々試すことができるからで、一部のロード用シューズだと前後にあまり調整出来ないシューズもあります・・・。
※写真のシューズは実走で使っているガエルネのGケイラです。
時間をかけてクリート調整をしてみて、クリート位置はかかと寄りにしてクランクから離したほうが力がうまく入りやすいっていうことが分かりました。
当面はこのクリート位置で走ってみて、違和感を感じたり新たに試してみたいことがあったらまた調整してみようと思います。
今回の記事は自転車雑誌等に記載されているセオリーと異なり、かかと寄りのクリート位置を試すとどうなのかなっていう目安程度にしてもらえれば幸いです。
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