2013/3/12
ここ数日の気温の変化がめまぐるしくて自転車に乗る前に必ず天気予報で気温や風向き等を確認して、どういったウェアを着ていけばいいのか悩む毎日が続いています(^^;)
3月になったので冬物もそろそろ片づけてもいいのかもしれませんが、片づけると急に寒くなる日もあるのでタイミングが難しいんですよね。
今回はクランク長を170mmから172.5mmに交換して1年以上経っていたので感想でも書いてみようと思います。
172.5mmに交換したら片脚ペダリングをする際に股関節あたりが若干詰まるような感覚があってやりづらかったんですが、普通に乗っている分には172.5mmに変えたんだよなって意識しなければ違いが分からないぐらいでした。
お金をかけずに172.5mmを試す意味もあって投げ売りをしていたカンパニョーロのアテナのアルミクランクを使ったので、それまでシマノのクランクを使っていただけに坂道だと若干辛い感じがあったんですが、平地だと何となく力の伝わりがいいような感じがして調子に乗ってヘロヘロになることは多々ありましたね・・・(^^;)
しばらく使ってみて172.5mmでも問題がないことが分かったのでシマノのクランクを改めて購入して交換しました。
自分は重いギアをキリキリと踏みながら走るのが嫌いで、軽いギアを使ってサクサク回す方が性格的にあっているみたいなので170mmのときは50-18Tで走ることがほとんどで、追い風や調子がいいときにそれ以上に変速することがあってもやっぱり50-17T以上になると重いと感じていました。
172.5mmに交換した当初も50-17Tに変速して同じような印象だったので50-18Tより重いギアに変速するのは追い風のときぐらいだったんですが、交換して3ヶ月以上経ったときに何かの気まぐれで50-17Tにしたら普通に回せるようになっていました。
追い風が吹いているのかと思って信号待ちで確認してみても追い風というわけでもなく、たまたま調子がいいのかと思って翌日に50-17Tを試してみたら普通に回せたので172.5mmのクランクに慣れたんだと思います。
最終的に平地でも50-15Tぐらいまで使うようになったんですが、速く走るっていうことはとても疲れるため今まで味わったことがないぐらいの疲労感に見舞われるようになったのは体力的な問題ですね・・・(^^;)
170mmを使っていた頃は自分は速く走れないと思ってある時点から諦めていたんですが、172.5mmに変えたことで人並みぐらいのスピードで走れるようになったというよりクランク長を変えたことでペダリングの仕方が変わって力を入れやすくなって走りも変わったんじゃないかと思っています。
結論として重いギアを踏めるようになったからといって速くなったかと聞かれれば答えはNoです。
確かに巡航時のスピードは170mmより速くなっているんですが、体力や筋力が向上しているわけではないので巡航スピードが上がっても体力や心肺系が着いていかないので、100kmとかそういった距離を走ると結果的に170mmのときと差はほとんどありません。
自分の乗り方では街乗りではクランクが回しやすい170mmの方が加速に優れるので平均速度が速くなり、サイクリングロードみたいに止まらずに走れる所では巡航速度が高くなる172.5mmの方が平均速度が速いっていうのは確かですね。
なんにしてもクランクはそれなりに金額がするのでステムみたいに気軽に違う長さを試せないのが辛いところですね(^^;)