トップページ
インドア大好き人間が自転車に乗り始めて嵌り、今ではどこに行くにもロードバイク
当然のごとく速く走れるわけがないんですがメンテナンス大好きなので自転車を弄ることを中心に記載しています。

  1. トップページ > 
  2. 自転車日記のようなもの > 
  3. 8000アルテグラのSTIレバーを取り付ける前に下準備をしておきます

8000アルテグラのSTIレバーを取り付ける前に下準備をしておきます

8000アルテグラを購入したので今回はSTIレバーを取り付ける前の下準備について記載していこうと思います。

使用する工具

8000アルテグラのSTIレバーを取り付ける前に下準備をしておきます
5mmT字型六角レンチ

STIレバーの取り付けに使用する工具は5mm六角レンチでできるんですが、クランプボルトが締めづらい位置にあるので、T字型六角レンチを使用して作業すると作業効率がいいのでお奨めです。

amazonで買う

STIレバーのクランプナットの位置

8000アルテグラのSTIレバーを取り付ける前に下準備をしておきます
クランプナットの位置

STIレバーを取り付けるボルト(クランプナット)はブラケットカバーに隠れているので<どうやって取り付けているのかな?>って思ってしまいますが、写真のようにブラケットカバーをめくるとクランプナットがあります。

一見すると六角穴が開いているのでボルトに見えますが、実はこれクランプボルトの受けに使うナットなんですよね(^^;)

クランプボルトはドロップハンドルに接する都合で頭の部分が平になっているため、ナット側に六角穴を作ってボルトを締められるようになっていて、同じようなナットはキャリパーブレーキを取り付けるナットにも使われています。

クランプボルトにグリスをたっぷり塗っておきましょう

新品、中古に限らずクランプボルトのネジ山にグリスをたっぷり塗ってからSTIレバーを取り付けておくと、夏場に長時間走ったり、ローラー台を長時間やってもクランプボルトとクランプナットが固着したり錆びるのを防止する事が出来ます

STIレバーは滅多に外す事が無いパーツなので取り付け時に下処理をきちんとしておかないと、ハンドル交換等をする際にクランプボルトが錆びて固着していると難儀することになります・・・。

8000アルテグラのSTIレバーを取り付ける前に下準備をしておきます
5mm六角レンチでクランプナットを緩められるぐらいブラケットカバーをめくる

写真のように5mm六角レンチでクランプナットを緩められるぐらいブラケットカバーをめくります。

中途半端にブラケットカバーをめくると作業性が悪いため、クランプボルトに5mm六角レンチを入れて作業しやすいだけめくっておきます。
※ブラケットカバーを無理にめくると破れることがあるので力をいれずにめくりましょう。

8000アルテグラのSTIレバーを取り付ける前に下準備をしておきます
クランプバンドとクランプボルト

クランプナットを緩めるとクランプバンドが外れます。
※ワッシャーとクランプナットはブラケットから外しません。

8000アルテグラのSTIレバーを取り付ける前に下準備をしておきます
クランプボルトのネジ山にたっぷりグリスを塗っておく

クランプボルトとクランプナットの固着や錆を防止するためなのでクランプボルトのネジ山にたっぷりグリスを塗っておきます。

8000アルテグラのSTIレバーを取り付ける前に下準備をしておきます
クランプバンドにある<23.8 - 24.2>の刻印が正しく読めるように取り付ける

クランプボルトにグリスをたっぷり塗ったらクランプバンドを元のように組み立てるんですが、図のようにクランプバンドにある<23.8 - 24.2>の刻印が正しく読めるように取り付けます

次にSTIレバーをドロップハンドルに取り付けるため、クランプナットを少しだけ締めてクランプバンドがかろうじて付いているグラグラの状態にしておくとハンドルにキズを付けずにスムーズにSTIレバーの取り付けが出来ます

作業は片方ずつ行いましょう

ブラケットカバーを長時間めくったままにしておくとしわが付いてしまうため、ブラケットカバーにしわが付くのを防止するために作業は必ず片側ずつ行う事をお奨めします。
※ブラケットカバーに付いたしわは消える事が無いのでブラケットカバーをめくる時間は必要最低限にしておきましょう。

ブラケットカバーにしわが付いても走りには一切関係ないんですが、しわが無いほうが見た目がいいですからね・・・(^^;)