2011/11/12
最近はBB30といった新しい規格も出てきていますが、BSAやイタリアンのBBシェルのロードバイクもまだまだ現役で走っていて自分の所有しているロードバイクもBB30等の新しい規格に対応していません(^^;)
BSAとイタリアンの違いはBBシェル幅とねじの切り方ぐらいで、BSAが68mmでイタリアンが70mm、BSAが右が逆ねじ、イタリアンはどちらも正ねじという感じです。
BSAとイタリアンではBBシェルの幅が2mm違うため、イタリアンはQファクターが1mmずつ広がることになります。
BSAの自転車からイタリアンの自転車に乗り換えたり、その逆だとしても1mm程度の違いはクリート調整で十分対応できる範囲です。
でも、自分みたいに両方の規格の自転車を所有していると、クリートで調整してしまうとどちらかに偏ってしまいます。
自転車に合わせてシューズを変えるという手段もあるんですが、これはこれでお金がかかるので貧乏人の自分には厳しいのでお金がかからない方法で試してみました。
上の図のようにBSAのBBシェルにBBを組み付ける際に1mmのスペーサー(青部分)を噛ませてみました。
これで理論上は68mmに1mmずつ足して70mmになったんですが、1mm分クランクが外にずれるためフロントの変速調整をし直す必要があります。
朝練で改造BSAのウィリエール、休日はイタリアンのエディメルクスを乗り比べること約1ヶ月。
同じシューズで800km程度テストしたんですが、膝や足首にこれといった違和感を感じなくなりました。
他にローラー台専用にオルベア(BSA)があるので、これはBBシェル幅の違いを試すためにいじらずに放置していたんですが、ローラー台をやると膝や足首に少しだけ違和感を感じることがあるので今回の実験は成功かもしれません。