平日に乗っているロードバイクのウィリエールのフレームがずいぶんまいっていたため、VitusのZenium SL Proのフレームを購入して新たに組んでみました。
VitusかCRCのロゴが派手に印刷されたダンボールに入ってくるのかなってちょっと期待していたんですが、地味にCRCと記載されたダンボールに入ってきました。
箱にMADE IN TAIWANって大きく印刷されているように台湾で製造されているみたいです。
海外からフレームを購入したのは今回で3回目なんですが、今まで届いた箱を部屋に移動するときにフォークがずれてガサッて必ず音が鳴っていたのに今回は箱を移動しても全く音がしないので<まさかCRCでよくあるフォーク別売りだったのか?>って不安になって箱を開けてみました。
※箱に入った状態の写真を撮り忘れました・・・
箱の中でフレームが暴れないように隙間にはダンボールが入れられて無くピッタリときれいに箱詰めされていて、フレームと付属品(手前)が入った小さいダンボールが入っていたんですがフォークが入っていません・・・。
フォーク別売りだったのか・・・、と落胆してフレームを袋から出してみたら、写真のようにフレームにフォークがタイラップでくくりつけられていたので一安心です(^^;)
付属品は英文のオーナーマニュアル、Token製ヘッドセット、シートクランプ、フォークエキスパンダー、ケーブルガイド、3mm六角レンチ2本、4mm六角レンチ2本、5mm六角レンチ2本、キズ防止の保護テープが入っていて、海外のレビューでもCRCは付属品の評価がかなり高いだけに関心しました。
ただ、ヘッドセットはベアリングの回転が怪しく、付属のフォークエキスパンダーは固定力が無いに等しいモノで、どうせ自分で組むなら好みのパーツを使って安心して乗ったほうがいいですね・・・(^^;)
単純に台湾あたりのOEMメーカーが製造したフレームにVitusのロゴを付けて売っているだけなら購入しなかったと思うんですが、Vitusのゼニウム SL プロだけハードアノダイズド加工、リアブレーキワイヤー内蔵、BBがネジ切り仕様、っていうのが気に入って購入しました。
ちょっと分かりづらいんですが、メーカーロゴと他の部分でハードアノダイズドによる塗り分けが施されているのでちょっと手間がかかっていて、購入前はメーカーロゴの部分は塗装だと思っていただけに嬉しい誤算です。
ヘッドチューブは上が1・1/8、下が1・1/2と上下異径で、溶接跡は削られてからハードアノダイズドをされているためあまり目立ちません。
トップチューブは三角断面の形状で、ダウンチューブは四角に近い楕円形の断面の形状で、写真の白くZENIUM SLとなっている部分は塗装です。
チェーンステイはかなり複雑な形状になっていますが、流行の左右で形状を変えるとかにはなっていません。
シートチューブには 欧州標準化委員会であるCENの自転車向け規定のEN14781のマークが印字されています。
こういったマークはシールだと剥がれてしまうため、印字してあるところがポイントが高いですね。
フレームがハードアノダイズド加工をされていて半艶状態なので、それに合わせてなのかフロントフォークはマット塗装が施されています。
フォークコラムはカーボン製なんですが重量は未カットの状態で461gと重めですが、フォークが極太なので重量がかさんでいるのかもしれません・・・。
ハードアノダイズドが施されていて無駄な塗装が施されていないだけあってトップ560mmで1224gでした。
リアエンド等をつけたまま測ったので、このサイズのアルミフレームとしてはかなり軽量に入ると思います。
ちなみに写真の白でZENIUMとなっている部分はかなり厚めに塗装されていて、こういった塗装が無ければもう少し軽くなると思うんですが、デザイン面としていいアクセントになっているので気に入ってます。
とまぁ、こんな感じの仕様のフレームですが、メーカーのホームページではアルテグラで組んで完成車を販売していたため、メーカーの仕様に倣ってアルテグラで組んだんですが、記事が長くなっているので組み立て関係は次回以降にでも・・・