2014/6/4
カンパニョーロの2015年モデルは上位モデルがモデルチェンジをしただけに下位モデルもそれなりに変えてくるんだろうなって思っていたんですが、アテナとベローチェのシフターとクランクが変わるだけだったのでちょっと期待はずれでした・・・。
最初に写真を見たときにコーラスだけでなく、まさかベローチェも電動化なのかって思ってしまったぐらい見た目がEPSのエルゴパワーに酷似しているんですが、機械式のレバーの位置をEPSのレバー位置に近づけるように変更するそうです。
どんな手の位置でもシフターにアクセスしやすくするためとのことですが、確かに従来のエルゴパワーのレバー位置だと下ハンを持って変速操作をするのはよほど指が長くない限り厳しそうでしたからね。
とはいっても身体の割りに手が小さい自分はEPSと同等でもレバー位置が厳しいんですが・・・(^^;)
クランクは上位モデルが4アームクランクになったのに、アテナとベローチェは従来の5アームクランクのままです・・・。
上位モデルが変わったんだから下位モデルもどうせなら4アームにすればいいのにって思っているのは自分だけではないと思うんですが、もしかするとアルミ無垢素材で4アームクランクを製造するのは強度的に問題があるんですかね・・・。
一見しただけでは現行品と見分けが全く付かないんですが、チェーンリングがスーパーレコードRSに導入されたものと同等品らしいです。
こうやって見てみるとカンパニョーロの2015年の下位モデルは上位モデルみたいに目立った違いが無いだけに様子見にして、2016年以降に出してくるだろう4アームクランク仕様のコンポを待ったほうがいいかもしれませんね。
==関連記事==
カンパニョーロ2015年モデルにコーラスEPSを追加、クランクは4アームに対応
カンパニョーロの2015年モデルのアテナとベローチェはシフターとクランクが変わります
カンパニョーロの2015年スーパーレコードの実測重量