2014/6/3
カンパニョーロの機械式コンポが2015年モデルでガラッと変わりますが、電動コンポはどうなるのかなって思っていたらレコードEPS、アテナEPSに続いてコーラスEPSがようやく登場します。
写真を見たきりでは現行のレコードEPSと比べてみても形状に大差ないように見えますが、アテナEPSに比べるとカーボンを使っているけど、レコードEPSより多くないっていう感じですね。
一見して分かるのは外プレートが銀色のスチール製っていうぐらいでしょうか。
フロントディレーラー同様にリアディレーラーも現行のEPSと形状に大差が無く、カーボンの使用量を抑えた作りですね。
パンタグラフ部分とプーリーケージがアルミ製で、プーリーもブッシュベアリングみたいですね。
個人的にはこれぐらいのほうが強度面で不安が無いのでいいんじゃないかって思います。
シフターも現行モデルと形状は一緒みたいですね。
機械式のほうはフロントディレーラー、リアディレーラー、クランクに形状や機構の変更が行われたので新しいシフターを投入していますが、電動式だとモーターの制御で何とかなってしまうのでソフト面のアップデートをするだけでなんとかなるんでしょうね。
よく分からないのがバッテリーもコーラスグレードのものを出してきているんですよね。
電気ものはバッテリーを共通にすれば簡単にコストが抑えられるのに、グレードが異なるっていうことはケーブル形状が違ったり、バッテリーの作りが違うんですかね・・・。
他のグレードのバッテリーと一緒でラベルが違うだけだったら無駄な存在になるんですが、そこを気づかずにやってしまうのがカンパニョーロですからね・・・(^^;)
クランクは2015年モデルの上位グレードのアイコンといってもいい4アームクランクですね。
こうやって写真を見てみると単にレコードEPSは価格設定が高いため販売面を考えてコストを抑えたコーラスEPS出してきたのかもしれませんが、それでもコーラスEPSとシマノのデュラエースDi2で価格差があまり無いんじゃないかって予想してしまいますが・・・(^^;)
現状ではEPSで正式に4アーム対応しているのはコーラスEPSだけとなっていますが、今年のツール・ド・フランスはカンパニョーロのコンポを使うチームは機械式を使わないといけないのか、それともツールにあわせて新しいEPSを投入してくるんですか、レース結果よりも新しいパーツに相変わらず興味心身です。
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