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インドア大好き人間が自転車に乗り始めて嵌り、今ではどこに行くにもロードバイク
当然のごとく速く走れるわけがないんですがメンテナンス大好きなので自転車を弄ることを中心に記載しています。

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2014/5/31

XTR Di2登場 ついにMTBの世界も電動化 シンクロシフトで従来の走りが変わるのか

早いところでは5800系105が入荷しているロードバイク専門の自転車店もあるようですが、マウンテンバイク(以下MTB)の話題ではシマノからようやくXTRのDi2が発表されました。

シマノXTR Di2 電動コンポ前々からシマノはロードバイクだけでなくMTBでも電動化をしているというのを海外の記事で読んでいたのでいつ頃出るのかと思っていたんですが、単にロードバイク用Di2の防水性を高めただけでなくかなり進化した変速が可能になっているみたいですね。


ロードバイク用Di2から進化しています

舗装路を走るロードバイクと異なりMTBは路面状況や勾配が逐一変わるたびに変速をするので電動化の意義はかなり大きいんですが、XTR Di2ではシンクロシフトと名づけられた変速システムを搭載してロードバイク用Di2より更に進化を遂げています。

ロードバイク用Di2は従来の機械式変速の考えのまま電動化しただけなので操作系は特に変わっていませんが、XTR Di2は変速プログラムを変更することで一回の変速操作でフロントとリアの変速が可能になっていて、従来どおりの変速操作もスイッチで切り替えが可能になっています。

フロントとリアの変速が一回の操作で可能になるとどうなるかというと、従来だと路面状況や勾配にあわせてフロント側とリア側の操作を必要としていたのが一回で済むようになるだけでなく、プログラミング次第ではギア比を煮詰めてケイデンスを一定に維持したまま走るなんていうことも可能になるでしょう。

ライダーがハンドリングとペダリングに集中できるというメリットだけでなく、コースやライディングスタイルによってプログラミングを変更することで戦略的にも使えるシステムになっているということですが文章だけだと伝わりにくいので動画も載せておきます。

この動画を見て1990年のF-1で前年からフェラーリが搭載し始めたセミオートマチックシフトにモナコGP専用の特別なシフトプログラムを組んで持ち込んだっていうのを思い出しましたが、自転車の変速も電動化されれば結果的にこういったプログラム変速をすることが出来てしまうんですね。

当然のことながらこういった変速が可能になっているということはチェーン落ちが絶対に起きないという前提になっているわけですが、更に突き進めていくと現状ではフロントのチェーンリングの歯数は機械式と一緒なのが、近い将来更にシンクロ度合いを高めるためにDi2専用のチェーンリングの組み合わせが出てきてもおかしくありません(一般販売されなくてもプロ用に使われることは十分考えられます)。

また、ロードバイク用Di2に先に搭載するのではなくMTBで搭載して実績を残せば次世代のロードバイク用Di2にも搭載される可能性があるかもしれませんが、ロードバイク用Di2はスピードや踏み込み時のトルクがMTBと異なるのでプロがレースで使うことを考えると搭載するのは難しいかもしれませんが、一般用途で考えれば絶えず一定のケイデンスで走れるのはメリットが大きいと思うんですけどね(^^;)

MTBの世界はカーボンホイール、電子制御サスペンション、電動コンポと登場しただけに一気に変わるかもしれませんが、全部搭載すると一体どれぐらいの値段になってしまうっていうのも少し気になります・・・(^^;)