2010/6/4
それまではシュワルベのブリザード700x23cを主に使用していたんですが、自転車雑誌で特集を見てから25cのタイヤを使うとどれぐらい不快な振動が無くなるか気になって自転車店に行ったら安価でリチオンの25cが売っていたので試してみました。
リチオンにはオールブラックのタイヤがないのでダークグレーを購入したんですが発色が酷く、ダークグレーなのに青みがかった汚いグレーです。
オールブラックのタイヤも販売すればいいのに、これがイヤでリチオンは購入対象から外していたんですよね(^^;)
リチオンはタイヤの表面にゴムを保護するためのワックスが塗られていて、ワックスを剥がさないまま乗ると急ブレーキをかけたときにタイヤがズルッと滑って落車する危険性があります。
タイヤを取り付けた後に空気をそれなりに入れて、手のひらでこすりながらワックスを落としてから使用することをお奨めします。
感想は同一価格帯のシュワルベのブリザード700x23cとの比較で、空気圧を限界近くまで入れたらタイヤが跳ねるようになって不快になったためいつもどおりの100psiで使うことにしました。
タイヤの嵌めやすさは他のメーカーと比べても普通の部類でウリャって感じで力を入れると嵌ってくれます。
ただ、シュワルベ製品に慣れた親しんだ手にとってみれば、久々に力を使ってタイヤを入れました・・・(^^;)
ホイールを自転車に装着する前にタイヤに空気を100psiまで入れたんですが、25cになってタイヤの幅が広がってホイールが装着しづらくなるのを忘れていました・・・(^^;)
※リチオンは他のメーカーの25cよりも若干タイヤが太いため、タイヤクリアランスがギリギリのフレームで使う場合は注意してください。
漕ぎ出しは23cに比べると初めのうちは僅かに重く感じますが、信号待ち等で何度もストップアンドゴーを繰り返しているうちに慣れてしまいます。
25cにしたら舗装が悪い道路でもかなり快適に走れるので100km以上の距離でも23cより快適に走ることが出来ますが、100kmを超えると25cの漕ぎ出しの重さが辛く感じるのでサイクリングロード等のストップアンドゴーが無い道なら問題なしでしょうね(^^;)
転がり抵抗はシュワルベのブリザードより軽く、ロードノイズも少ないです。
ブリザードに比べてスピードが乗りやすいので快適に走れますが、使い始めて300kmぐらいはタイヤ表面のワックスが若干残っていたみたいで急ブレーキをかけるとタイヤがよじれたり後輪だけ微妙に滑ることがありました。
2000kmの走行で後輪が微妙に台形になってきたので前後ローテーションをしたんですが、寿命に関してはシュワルベのブリザードと通じる物があり、通勤や街乗りに適していると思います。
ミシュランの伝統らしいのですが、濡れた路面だとグリップ力が急激に低下するので、早めにブレーキをかけておかないと止まることが出来ません。
雨天走行で白線やマンホールでブレーキをかけるとタイヤが滑って転倒しそうになったことがあるので注意してください。
メインで乗る自転車と通勤等で使用する自転車を分けているようなら、通勤等で使用する自転車がアルミフレームなら25cという選択は有りだと思います。
サイコンを共用している場合、タイヤ周長の切り替えを忘れると微妙に数値が狂うので注意しましょう(^^)
5000kmを超えて1000kmぐらいまだいけると思っていたら、交通事故直後の道を通って前後のトレッド面を5mm程度カットしてしまったので交換しました。
ミシュランリチオン 700x25c |
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