2015/8/29
今年は新しいコンポが登場しているユーロバイクですが、カンパニョーロからも従来の電動コンポEPSをブルートゥース等で無線化させるユニットが登場しています。
無線化といってもスラムが発表したRED eTAPのような完全な無線電動コンポになるわけではなく、ハンドル〜ダウンチューブ〜BB付近に伸びているケーブルをV3ユニットを使って無くしてしまおうってことみたいです。
ステム部分に送信機を配置することでエアロロードバイクにも対応させるためらしいです。
送信機にはコネクターが装備されていますが、アプリを介することでスマートフォンからワイヤレスでファームウェア等のアップデートをすることも可能になるようです。
送信機から送られた信号はバッテリーに送られて従来どおりの変速動作をするという感じみたいですね。
MY CAMPYという専用アプリを介してEPSのファームウェアのアップグレードだけでなく、シフトパフォーマンスやシフトチューニングもスマートフォン上で行えるだけでなく、走行データの管理等も行えるようになるため、スマートフォンを持っているのであればMY CAMPYは必須アプリになりそうですね。
今回のV3ユニットは従来のスーパーレコードEPSとレコードEPSとはコネクターシステムで互換性があるんですが、コーラスEPSやアテナEPSとはコネクターシステムが異なるので互換性が無いということです。
後々に従来のコーラスEPSやアテナEPS対応のV3ユニットも登場するんじゃないかと思われますが、同一メーカーの製品なのにコネクターシステムを変えて差別化なんて図らずに、多少お金がかかってもコネクターシステムぐらい統一して欲しいものです・・・。
スラムとカンパニョーロは電動コンポを無線化してきただけに、今後シマノの電動コンポがどうなるのか気になりますね。