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インドア大好き人間が自転車に乗り始めて嵌り、今ではどこに行くにもロードバイク
当然のごとく速く走れるわけがないんですがメンテナンス大好きなので自転車を弄ることを中心に記載しています。

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2013/3/8

クランクを172.5mmから170mmに交換する

現状のフォームでは色々と問題があるのが分かり、これとは別にサドルも若干下げていたせいもあって上死点付近で膝が詰まるような感じもしていたため、フォームだけでなくペダリングに変な癖が付く前にクランク長を172.5mmから170mmに変更することにしました。

ロードバイクを3台所有しているだけにクランク長の変更を全て行うと結構な額の出費になるのでそれなりの覚悟が必要になるんですが、今回は以前使っていた170mmのクランクに変えるだけなので時間はかかってもお金はかからないので懐は全く傷まないので気楽に試せます(^^;)

クランクの交換について

クランクの交換方法を日記に記載すると記事が長くなって1回では済まなくなるだけでなく、途中でやる気も無くなってきて更新が滞ってしまうことが考えられるので事前にロードバイクのメンテナンスに手順毎に記載しておきました。

クランク交換をするときの作業手順はペダルを外してクランクを外す、クランクを取り付けてペダルを取り付けるという順番で行います。

これはペダルはかなり強いトルクで締め付けるのでクランクを外してからでは外すことは不可能に近いため、クランク交換をするときはペダルを最初に外すというのを覚えておくだけで作業効率が全然違いますよ。

ポリッシュされたクランクはやっぱり格好いい

FC-R700にFSAのチェーンリング今の膝の状態ではコンパクトクランクに標準の50T-34Tでも使い勝手が良くないためチェーンリングをFSAの48T-38Tに交換したんですが、ポリッシュされたアルミクランクに黒いチェーンリングという組み合わせは歯数が小さくても何となく格好良く見えるから不思議です。

最近のクランクは今ではカーボン製になったり塗装仕上げやアルマイト仕上げになって、こういったアルミの地を活かしたポリッシュ仕上げのクランクが少なくなってしまったので少し寂しい感じがします。

172.5mmと170mmを比べてみる

172.5mmと170mmのクランク長の違い数字の上では2.5mmの差しか無く定規で見ても本当にわずかな差ですが、実際に172.5mmと170mmの左クランクアームを並べてみるとこんな感じです。

数値的に長さの差は理解していても、実際に物を比べて見ると若干イメージが異なると思います。

長さのうえでは2.5mmの違いですがクランクは回転させて使うものなので、実際に使用すると倍の5mmの違いになるのでクランク長を変更するときはサドル高の調整も検討する必要があるので、交換に伴ってサドルを2mm弱高くしました。

試走をしてみる

クランクみたいな大物の交換は気軽に出来ないこともあって土曜日の夜に作業をしたんですが、翌日の日曜日は日常的に走っている多摩川サイクリングロードで試走をしたくても土日は混むため皇居のパレスサイクリングコースに向かいました。

日曜日の皇居は祝田橋から平川門付近まで往復約3kmを封鎖して特別に自転車専用道路として解放して都民の健康づくりの場とするという東京都の粋な計らいによって運営されているんですが、信号は守る必要があるんですが自分のペースでのんびり走れるのでケガをした後に自転車に乗るときはとても重宝しています。

自転車の貸し出しもしているので観光に来た人も自転車に乗っているんですが、マナーを守らない人がいたり小さい子供もいるので抜くときは要注意ですけどね。

話が少し反れましたが172.5mmから170mmにクランク長を変えたことは乗ってすぐに分かりました。
乗って1分もしないうちにクランクがとても回しやすくなっているのが分かり、膝を悪くしてからず〜っとケイデンスが上がらないと思っていたのがウソのようです。

クランクが回しやすくなったのでケイデンス95前後を目処にして骨盤を立てることと意識しながら走っていたんですが、気づくとケイデンスが110近くまで上がっていたのでサイコンをたびたび確認してケイデンスを下げたり、骨盤を意識したりで皇居に着くまでとにかく慌ただしい・・・(^^;)

皇居平川門付近の川津桜パレスサイクリングコースに着いてからは車が走ってないので慌ただしさから解放されてのんびり走ることができ、例年の通り平川門の折り返し地点付近では早咲きの桜が咲いていました。

毎年この時期に皇居に来るとここだけ桜が咲いているので特に日当たりがいい場所なのかな、なんて思って毎回折り返すたびにチラ見てしていたんですが、今回は自転車から降りて写真を撮りながらゆっくり見ていると川津桜というプレートがあったのでここだけ早く咲いている理由が分かりました。

パレスサイクリングコースを60分程度流して休憩をして帰宅の途に着いたんですが、パレスサイクリングコースをのんびり走っていたせいか帰りは行きと違ってケイデンスが上がりすぎることもなかったので骨盤を意識しながら乗るだけで済んだので気楽に帰ることが出来ました。

なんだかんだで180分程度走ったんですが先月も同じ180分程度走ると若干膝に違和感があったのに対して、今回は膝に違和感を感じないので170mmのクランクに変えて正解だったみたいです。

クランクとは別に骨盤を立てて走るのを意識して走っていたんですがハンドルが近すぎるような高すぎるような感じが終始して先週まで90mmの短いステムに変えて良かった、なんて思ってのにフォームを変えるだけでこうも感覚が変わるものなんですね・・・(^^;)

しばらくは骨盤を立てて乗るフォームの改善と、フォームに準じたポジションの変更も課題になりそうです。

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