2014/12/6
平日用ロードで使う少スポークのホイールを組むためにヤフオクで中古のWH-R500を購入し、ハブだけ流用するために解体して各パーツの重量を計測してみました。
WH-R500に乗ったことがなかったのでホイールの状態が良ければ試してみたかったんですが、初期のWH-R500ということもあって予想以上にハブの回転が悪く、ハブを開けてみたらグリスがほとんど残っていなかった状態だったため乗らずに解体しました(^^;)
ホイールを解体する方法は二種類あってスポークを切断する方法と、ニップルを緩めて解体する方法があります。
スポークを切断する方法はペンチ等でスポークを切断するだけですが、テンションがかかったままスポークを切断すると切断時に騒音がするだけでなく、切断した際にスポークが跳ねるのでかなり危険なので、ある程度ニップルを緩めてスポークのテンションを下げてからスポークを切断することになります。
ただ、どうせニップルを緩めるんだったら時間がかかっても最後までニップルを緩めて作業をすれば安全に作業をすることが出来ます。
今回は単純にホイールを解体するだけでなく各パーツの重量を測るという目的があったため、スポークを切断せずにニップルを緩めて解体をしました。
ニップルの重量は前20個:21g、後24個:26g。
スポークの重量は前20本:141g、後24本:176g
ハブの重量は前:152g、後:369g。
※グリスの量で重量が前後する可能性があります。
リムの重量は前:516g、後:509g。
ヤフオクで買ったWH-R500はかなり使い込んであってリムのブレーキ面がかなり削れていたため、ローラー台用のWH-R500の後輪を解体してみたところリムの重量は530gでした。
ローラー台用は一回も実走をしていない状態のため530gで間違いない重量だと思います。
計測重量を合計するとシマノの発表数値よりかなり軽いんですが、稀にこういった固体があるのか、WH-R500の初期型は現行品よりも軽かったのかもしれませんね(^^;)
スポークやニップルはゴミ袋に入れれば燃えないゴミに出しても問題ありませんが、リムはそのまま捨てると粗大ゴミ扱いになって処分するのにお金がかかってしまうので金ノコで六等分に切断しました。
アルミ製のリムなのでステンレス用の金ノコを使えば簡単に切れるだろうと思っていたんですが、予想以上にリムが硬くて切るのに苦戦しました(^^;)