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インドア大好き人間が自転車に乗り始めて嵌り、今ではどこに行くにもロードバイク
当然のごとく速く走れるわけがないんですがメンテナンス大好きなので自転車を弄ることを中心に記載しています。

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2009/9/23

リアディレーラーのプーリーをBBB製に交換する

自分の手でロードバイクを組み立てるということは全て好みのパーツ構成で組むことが出来るだけに、リアディレーラーのプーリーをBBB製のローラーボーイズのシールドベアリング仕様に変更してから取り付けました。

シマノのリアディレーラーはデュラエースで使用されているプーリーは両方シールドベアリングですが、アルテグラは片方だけシールドベアリング、105以下は両方ともブッシュベアリングという構成になっています。

105のように両方ともブッシュベアリングなら仕方ないと納得できるんですが、アルテグラのように片方だけシールドベアリングという嫌がらせとしか思えない仕様になっていると気になってしまうため、BBB製のシールドベアリングプーリーに交換するというわけです。

シマノ純正のデュラエースのプーリーにしないのは7900のプーリーが\3,000程度、7800のプーリーは\4,000程度と思いのほか高いのに、BBB製のローラーボーイズ(シールドベアリングプーリー)は1000円程度で購入できるからです。

プーリーを変えただけで走りが劇的に変わるというわけではないんですが、抵抗が大きいブッシュベアリングから比べると同じギアでペダルを軽く回せるようになります。
※個人差はありますが、自分は軽くなったと感じています。

BBB ローラーボーイちなみに交換するパーツはBBB製のローラーボーイズのシールドベアリング仕様です。

同じBBB製のローラーボーイズのセラミックベアリング仕様を休日用のエディ・メルクスに使っているんですが、こちらは値段が\3000程度するのに交換当初はペダルの回転がやけに重く感じたため粘度の高いグリスが封入されているのかもしれません。
※1500km以上走行すると急にペダルを回すのが軽くなったんですが、シールドベアリング仕様と明確な違いを感じることができないため価格の安いシールドベアリング仕様を使うようにしています(^^;)


リアディレーラーのプーリーの交換の仕方

リアディレーラーのプーリーの交換の仕方最初にリアディレーラーのプーリーを外すためにプーリーケージのボルト(写真青○部分)を2mm六角レンチで外して、プリーケージから純正のプーリーを取り外します。

ローラーボーイズに付属しているブッシュがあるため、以下の該当するブッシュを各ローラーボーイズの両側に挟みます。

ブッシュを挟んだら、純正プーリーを外したのと逆の手順でプーリーケージにローラーボーイズをセットして2mm六角レンチで1.5Nm程度で締めて完了です。

作業自体はとても簡単なんですが、ここで気を付けておかないといけないのがプーリーケージのボルトはメーカー側で強力なネジ止め剤が最初に塗布されてから締められているため、緩めるときに以外と力(6Nmぐらい?)を必要とします。

このためローラーボーイズに交換後にプーリーケージのボルトを同じような力で締めてしまうと過剰トルクがかかってローラーボーイズのベアリング(もしくはブッシュ)が潰れてプーリー本来の性能を発揮できなくなることがあったり、ボルトの頭を舐める場合があるので注意してください。


BBB ローラーボーイズ

プーリーケージの指定締め付けトルクは1.5Nm程度なので、月一程度で増し締めする習慣を付けるようにすればローラーボーイの本来の性能を発揮できます。

プーリーボルトが走行中に脱落すると走行できなくなるだけでなく、リアディレーラーの破損ディレーラーハンガーが破損する場合もあり、最悪の場合リアディレーラーがホイールに巻き込まれてフレームが破損することもあるため、交換直後は走行後の締め付けの確認をすることをお奨めします。

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