2011/8/23
STIレバーにシフトインナーワイヤーを取り付ける前に左右のSTIレバーの小レバーを9回以上操作し、レバー位置をトップの状態にしてSTIレバー内にシフトインナーワイヤーが収まる状態にしておきましょう。
ブラケットカバーをドロップハンドル側から根元付近までめくると下側にシフトインナーワイヤーを通す穴(青○部分)があり、ここからシフトインナーワイヤーを通します。
ブラケットカバーをめくりながらシフトインナーワイヤーを通すのでかなり作業がしづらいため、ライト等で照らしながらだと比較的作業がしやすくなります。
※STIレバーをドロップハンドルに取り付けた状態だと説明に使う写真が撮れなかったため、ドロップハンドルから外した状態で撮影しています。
STIレバーにシフトインナーワイヤーを通すと下の写真のようにSTIレバーの上部(青○部分)からシフトインナーワイヤーが出てきます。
シフトインナーワイヤーがSTIレバーに通った状態を横から見ると右下の写真のようになります。
最初に記載したようにSTIレバーの小レバーを操作しておかないと下の写真のBadのような状態になってしまうため、Badの状態になったらシフトインナーワイヤーを少し戻して小レバーを数回操作してGoodのようにタイコが部分が収まるようにシフトインナーワイヤーを通しなおします。
※シフトインナーワイヤーの通し方は左右共に同じです。
STIレバーにシフトインナーワイヤーを通したら各ディレーラーにシフトインナーワイヤーを取り付けるんですが、通勤等で雨でも乗ることがあるのならシフトインナーワイヤーをケーブルライナーで覆っておくと錆びづらくなります。
※ケーブルライナーを使うと錆びづらくなるだけで、錆びないわけではありません。
==関連記事==
ブレーキインナーワイヤーを取り付ける
STIレバーにシフトインナーワイヤーを取り付ける(外装式)
リアディレーラーにシフトインナーワイヤーを取り付ける
フロントディレーラーにシフトインナーワイヤーを取り付ける
<< 前の記事
STIレバーのシフトアウターワイヤーの準備をする(外装式)
次の記事 >>
STIレバーにシフトインナーワイヤーを取り付ける(外装式)