トップページ
インドア大好き人間が自転車に乗り始めて嵌り、今ではどこに行くにもロードバイク
当然のごとく速く走れるわけがないんですがメンテナンス大好きなので自転車を弄ることを中心に記載しています。

  1. トップページ > 
  2. 所有している自転車 > 
  3. ポジションを考える 〜オルベアアクアの感想 その3

2009/12/20

ポジションを考える 〜オルベアアクアの感想 その3

脚の様子を見ながらぼちぼち乗っていたんですが、走行距離が1500kmを超えたので初期点検の1500km点検を行うついでにハンドル交換を実施することにしました。

1500km点検をしてみる

ORBEA AQUA(オルベア アクア)>最初に取り付けていたハンドルは使っていなかったITMのエルゴのミックハンドルだったためハンドル幅(外-外440mm)が広く感じ、更にドロップが160mmなので下ハンドルを握った走行が厳しいんですよね・・・(^^;)

休日用のEDDY MERCKX(エディメルクス)にはショートリーチのディズナのジェイフィットを使用していたこともあり、前乗りポジションを見直すためにショートリーチのハンドルに交換することにしました。

当初はTNIのエルゴシャローがいいかなって思っていたんですが、さすがにリーチが70mmだと短すぎるためTNIのエルゴシャローに似たような形状でリーチが80mmのFSAのオメガコンパクトバー(芯-芯400mm)にしました。

芯-芯400mmにしたのは芯-芯420mmだと若干ハンドル幅が広く感じていたからなんですが、実際に使ってみるとハンドル幅が狭すぎて呼吸が苦しく感じたため、2週間後に同じFSAのベロコンパクトバー(芯-芯420mm)に再交換となりました・・・orz

ハンドル交換のついでにハンドル高も下げてみたんですが、完成当初から比べるとハンドル高を50mm下げ、サドル後退幅も45mmと大幅にポジションが変わりました。

ハンドル高を下げたのでコラムカットも施して首長竜ではなくなったんですが、ハンドル落差が100mmを超えているのに更に20mmあるコラムスペーサーがあるのはフレームサイズが小さいからなんでしょうね・・・(^^;)

ハンドル落差100mmと運動時間の延長

今までハンドル落差が100mmになることがなかったんですが、AQUAに関してはフレームがワンサイズ小さいことと、従来よりも狭いハンドル幅ということもあってこれぐらいでも別に問題無く走れます。

徐々にケガをする前のポジションに戻ってきていると感じているにもかかわらず、依然として左足に残る違和感だけは残っているのが気がかりで9月になって医師から運動時間を120分まで延長していいことになったんですが、ハンドル落差100mmだと走行時間が100分を超えたあたりから今まで経験したことがないような息苦しさを感じるようになりました。

最初は走行時間が延びたせいかと思っていたんですが、2週間以上乗っても改善しないのでポジションを以下のように新たに見直すことにしました。

ハンドル落差が影響しているのが息苦しさの原因と考えて、ハンドル高を限界の886mmまで上げて様子を見て、脚の違和感が消えないのでサドルを5mm上げて様子を見ることにしました。

医師の判断と忘れていたポジション

ハンドル高が高くなったことで息苦しさから解消され、サドル高を下げたことで脚の違和感は和らいだんですが、今度はサドル高が低く感じてお尻が安定しないんですよね・・・。

予想通りの結果ですが乗っていて楽に感じるのでこのポジションを軸にサドル高や後退幅を二日〜三日程度のペースで微妙に修正することにしました。

10月の定期検査で脚のケガは順調に回復してきていて運動時間制限が無くなったんですが、医師に自転車に乗ると脚に違和感があることを告げるとケガの影響ではない可能性があると説明されました。

ケガをした箇所と違和感がある箇所が少し離れているため、自転車の乗り方が影響しているのかもしれないらしいのです・・・。

ず〜っと脚に違和感があるのはケガのせいだと思いこんでいたのに、まさか自転車の乗り方が悪いとは思わず、家に帰ってからAccessに記録しているアクアとエディメルクスのポジションデータを確認してみたんですがわずかな違いしかないんですよね・・・。

そうなると自分自身の自転車の乗り方が悪いということになるのでローラー台で乗っている姿を撮影して確認してみたところ、ペダルを変に回しているような感じがしないんですが気づいたのがローラー台だと同じ時間の運動でも脚の違和感がないということです。

ローラー台は部屋で行っているので専用のシューズを履いているんですが、ローラー台用シューズと実走用シューズのクリート位置を調べると左だけ3mmぐらい後ろになっていました。

早速外出用シューズをローラー台用シューズと同じクリート位置に修正して、外出用シューズでローラー台を回してみると今まで感じていた違和感が嘘のように無くなりました。

そういえばロードバイクの乗車許可が出たときにケガをする前の状態だと危険だと思ってクリートを調整をしたのをすっかり忘れていて、半年近くもケガのせいで脚に違和感があると思いこんで乗っていたんです・・・(^^;)

ポジションがケガをした以前の状態に戻る

走行時に脚の違和感が無くなり徐々に走行時間を伸ばしていくと、お約束でポジションが窮屈になってきたので以下のようにポジションを見直しました。


メルクスアクア
完成時 → 七ヶ月後

メルクス - アクア
トップチューブ長 550mm 535mm -15mm
ステム長 100mm -10° 90mm -6° → 110mm -6° +10mm +4°
ハンドル高 895mm 920mm → 875mm -20mm
サドル高 715mm 700mm → 715mm 0mm
サドル後退幅 62mm 25mm → 55mm -7mm
サドル前端〜ブラケット 688mm 658mm → 687mm -1mm
クランク長 170mm 170mm 0mm

今回の修正でステムを10mm長くしてエディメルクスのトップチューブ長との差が無くなり、ハンドル高とサドル後退幅を除いてポジションはケガをする前の状態に近づきました。

==関連記事==

組み立てから初乗りまで 〜オルベアアクアの感想 その1

総走行距離1500kmを超えて 〜オルベアアクアの感想 その2

ポジションを考える 〜オルベアアクアの感想 その3

100km走ってみる 〜オルベアアクアの感想 その4

振動軽減対策をしてみる 〜オルベアアクアの感想 その5

更なる振動軽減対策をしてみる 〜オルベアアクアの感想 その6

46Tのアウターを試してみる 〜オルベアアクアの感想 その7

一年以上乗った感想 〜オルベアアクアの感想 その8

フレームに塗装不良発生 〜オルベアアクアの感想 その9