去年の11月に膝の半月板をやってしまい、今年は実走を一切しないでローラー台生活を送っているので記事を記載する気が起きなくて更新が少し滞ってしまいました・・・。
6月末に病院に行って制約付きで実走の許可は出ているんですが、ここら辺に関しては別の記事にするということで本題に入ります。
大きなケガをした後は筋肉が落ちていてロードバイク等のスポーツ用自転車を再開する際に以前のフォームが取れなくなっていることが経験上何度かあって、落ちた筋力に合わせてポジションを変えて乗ることになります。
どういったポジションなら乗れるか探ることになるので、ビンディングペダルを使っているとサドル高やサドルの前後位置をいじるたびにクリート位置も調整する必要があり、何度もこういった調整を続けていると調整作業が面倒になってきてクリートの調整位置がこれぐらいでいいかって妥協しておかしいポジションで乗ってしまうことになるんですよね・・・。
とまぁ、過去に何度か大きなケガをした後の経験から今回はフラットペダルを使ってきちんとポジション出しをして、それなりにまともなフォームが取れるようになってからビンディングペダルに移行しようかなって思っているのと、膝をやった直後だけにビンディングペダルを外すときの足をひねる動作に不安があるのでフラットペダルを選択しています。
今回購入したウェルゴのB164フラットペダルは踏み面が大きいため好みの場所に足を乗せてクリート位置を探る上でも役立ってくれそうです。
自転車店に置いてある廉価版のウェルゴのペダルはペダル軸を回すとゴリゴリした回転だなって分かるぐらい回転が悪いんですが、購入したB164フラットペダルはミドルグレードっていうこともあり滑らかな回転で、分かりやすく例えると慣らしが終わったシマノのSPDペダルみたいな回転です。
稀に手で回すと滑らかなのに使ってみるとゴリゴリ感が足に伝わってくるペダルもありますが、B164フラットペダルは体重を乗せて回してみてもゴリゴリ感が伝わってくるようなことはなかったです。
シマノのペダルみたいに使っているうちに当たりが付いてきて回転が若干軽くなってくるのをウェルゴのB164フラットペダルでも少し期待していたんですが、ローラー台で5000分ほど使った限りでは初期状態の滑らかな回転を保ったままで、特に回転が軽くなるといったことはありません。
購入前からロードバイクに取りつけたら似合わないことを分かって購入しているので不恰好になるのは気にしてないんですが、実際にモノを見てみるとかなり肉抜きをされている華奢な作りなので今の体重(90kgオーバー)で使うと撓んだり、使っているうちに踏み面が歪んでくるんじゃないかと不安になったんですが、固定ローラー台に設置してあるロードバイクに取り付けて立ち漕ぎの姿勢でグイグイとペダルの踏み面に何度も思いっきり体重をかけてみても撓んだりする気配が全くなかったので90kgオーバーの体重でも安心して使うことが出来ました(^^;)
最初はピンを付けたまま使っていたんですが、足を置きたいと思っている場所にピンが邪魔をして好みの場所に足が置けないので、ピンは全部外して使うことにしました。
ピンは4mmのスパナで外せるようになっているんですが、いくつかがきつく締められていてスパナで舐めてしまったのでプライヤー使って無理やり外しました(^^;)
本来ならピンを付けていたほうがケイデンスを高くしていったときに足が滑りづらいので安心して使うことが出来るんですが、膝を悪くして軽い負荷でケイデンスも90程度でしか回さないのでピン無しでも踏み外すことなく問題無く使えました。
ピン無しでペダリングをすると足がペダル上で絶えず動いてしまうため、ウェルゴのB164フラットペダルぐらい踏み面が大きいペダルで無い限りフラットペダルをピン無しで使うのはお奨めできませんね(^^;)
1ヶ月近く使っているとペダリング中にキュッキュッと耳障りな音がしてくるようになりました。
写真の防水防塵用のゴムパッキン部分が怪しかったのでペダルを外してゴムパッキンの内側にグリスを薄くすることで音鳴りがしなくなったんですが、3週間程度で耳障りな音が再発したため頻繁にグリスアップするのが面倒なのでゴムパッキンを外して使っています。
片側だけ音鳴りが発生するのであればゴムパッキンの個体差も考えられるんですが、両方から音鳴りが発生しているので個体差ではないっぽいです・・・。
室内のローラー台で使っているだけでこういった音鳴りがしてくるということは、屋外で使っていれば音鳴りが発生する頻度はもっと高くなるんじゃないかと思います・・・。
とまぁ、こんな感じでピンを外して固定ローラー台で約5ヶ月使い続け、ローラー台で使っただけなので特に目だった感想はありません・・・(^^;)
ただ、膝をやる前はペダリング時にかかとが下がる癖があったんですが、フラットペダルを使うことでかかとが下がらずにペダリングをするフォームやポジション、クリート位置を探ることが出来たのは大きな収穫でした。
今回は膝をやって落ちた筋力に合わせてフォームの変更とポジション出しも合わせて行っていたため、フラットペダルを使うことでフォームの大きな変更とポジション出しに専念が出来て膝をやる前に感じていた悪い面がずいぶん改善できたっていう実感があります。
現在はSPDペダルに交換してローラー台をやっているんですが、5ヶ月もフラットペダルでペダリングの強制をしたかいがあってSPDペダルにしてもかかとが下がらなくなり、クリート位置をかかと寄りにすればペダリング時にかかとが下がらないっていうのが経験で分かるようになったので今後はクリート位置で悩まずに済みそうです。