2014/1/17
多くの人はホイールを組むときに前輪から組むみたいですが、自分は先に後輪から組むだけでなくバルブホイールからハブのロゴではなくハブの型番が見えるように組みます。
組む順序に関しては先に面倒な後輪を組んでから前輪を組んだ方が気楽に組めるし、ハブのロゴ位置を変えているのはシマノの完組の組み方に合わせているからです。
趣味でやっていることなので順最終的にホイールが出来上がればいいわけで、こうやって記事にでもしない限り先に後輪から組んだホイールだなんて分かる人なんていませんからね(^^;)
前回の新しく手組みホイールを組みますにも記載しましたが、今回は色々試してみたいことがあって組み立てに失敗しても落胆しないように使えるパーツは使い回しをするだけでなく、お金がかからない構成でホイール組むことしました。
前回キンリンのXR-240を組んだときにERD 593mmでスポーク長をDTのスポーク長計算機で求めていて3クロス(6本組み)の時の長さは分かっていたんですが、今回はヨンロク組みなので3クロスと同じ長さのままでは組めないため、改めてERD 593mmでスポークの長さを求めてみたらフリー側281mm、反フリー側290mmとなりました。
以前からフリー側を1.8mmや2.0-1.8mmのバテッドスポークを使うより、多少重くても2.0mmの方が力が伝わりやすいんじゃないかという思惑があったため、今回はフリー側を2.0mm、反フリー側を2.0-1.8mmのバテッドスポークという構成にしてみました。
値段を安く上げるにはニップルを真鍮製(ブラス)にした方がいいんですが、アルミの方が真鍮よりも20g程度軽くなるので若干コストが高くなっても外周部を軽くできる方が魅力的なので真鍮製ではなくアルミニップルにしています。
キンリン XR-240はスリーブジョイントなのでリムの継ぎ目がバッチリ残っているんですが、値段が安いリムだけあってブレーキ面のつなぎ目部分に段差が生じているものも中にはあるらしいです。
ブレーキ面に段差があると組み立て時に振れの判断がしづらくなったり、ブレーキング時にブレーキレバーが戻されてブレーキをかけるたびに非常に不快な思いをすることになるため、自転車店に交換に応じてもらうか自分で段差を削って平滑にするといった下準備が必要になります。
今回購入したXR-240のブレーキ面のつなぎ目部分を指で触った限りでは段差がなかったので当たりを引いたみたいですね。
ブレーキ面に問題がなかったので他のつなぎ目部分にも段差が無く綺麗な状態でした。
ちなみに今回はXR-240を後輪用だけ購入したんですが重量は466gで、値段を考えれば優秀な値ですね。
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