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インドア大好き人間が自転車に乗り始めて嵌り、今ではどこに行くにもロードバイク
当然のごとく速く走れるわけがないんですがメンテナンス大好きなので自転車を弄ることを中心に記載しています。

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2013/12/22

冬に使う普段履きホイールを新たに検討してみる

毎年12月ぐらいから4月ぐらいまでサイクリングロードで強く吹く風の影響でいきなりハンドルを取られて手首を痛めるのがイヤなことと、ただでさえ寒い中で自転車を乗っていてのにスピードを出すと更に寒くなるだけなので手組みホイールに変えて自転車に乗るようにしているんですが、ここのところかなり寒くなってきただけでなく風も強く吹くようになってきたのでリムが低い手組みホイールに変えて走ってみたらどうにも走りがぬるく感じるんです。

アウターが踏めるようになってきたで記載したように去年の今頃と同じぐらいのレベルでアウターギアを使って走れるようになったのはいいんですが、若干踏むペダリングになったのも影響しているのかもしれないんですよね。

完組ホイールではカッチリした走りだったのに、手組みホイールに変えるとふわふわしているような力が逃げているような感覚があって、加速をする際に踏み込んだり、ダンシングをすると力が逃げてもっさりしてるような感じがするのがとても不快なんです。

そもそも今使っている手組みホイールは乗り心地重視でスポークをDTチャンピオンの1.8にして組んだんですが、ケガの影響で10kg以上体重が増えた現状ではスポークの細さが影響してもっさりしているように感じているかもしれないので、現状のままだと手組みホイールを使う気になれないので冬用普段履きホイールを検討してみることにしました。

手組みホイールの組み直しを検討する

現状では手組みホイールで走りがぬるく感じるので組み直しを検討しているんですが、お金がかかるハブは使い回しが出来るためリム、スポーク、ニップルを買えて組み直しをすることになります。

とはいえ普段履きで使うホイールなのでほどほどの値段のリムを使って、スポークは今使っている1.8mmよりも太い2.0-1.8-2.0mmのバテッドスポークか2.0mmのプレーンスポークにするという感じで予算を抑えた構成で考えています。

スポークの選択肢はDTかサピムぐらいなのでリムに焦点を合わせて検討するだけなんですが、普段履きで気楽に使えそうな手頃な値段のリムとなるとマビックのオープンスポーツDTのR450キンリンのXR300やXR240ぐらいでしょうか。

・マビック オープンスポーツ
マビック オープンスポーツ自転車店で手組みホイールを低予算で組んで欲しいと相談すると必ず進められる代表格のようなリムですがマビックのオープンスポーツはリムのブレーキ面にインジケーターの凹みが全周渡ってあるため、1ヶ月も使っているとブレーキシューが変形する事が分かっています。

ホイールを1セットだけしか持たないのであればブレーキシューが変形しても問題ないかもしれませんが、他のホイールとの使い分けを考えると検討対象から除外せざるを得ません。

更に今回検討しているリムで最も重量が重くて、値段が最も高くなる可能性まで秘めていますからね・・・。


・DTスイス R450
DT R450DTの廉価版のリムですが検討対象にしているリムの中では重量が445g(メーカー発表値)と最も軽量で価格もそれなりに安いっていうのはとても魅力的です。

DTのリムは精度が良くて組みやすいと聞いているだけに廉価版のリムでも一度は試しに組んでみたいって思っています。

DT R450を使うメリットとしてスポークやニップルをDT製にすれば統一感も出せるだけに前向きに検討したいところです。


・キンリン XR300
キンリン XR300安くて剛性も高くてそれなりに精度もいいというだけでなく30mmの高さのリムを使ってみたいっていう欲求が満たせるので興味があります。

リムの高さが30mmになると手持ちのチューブが使えなくなって、ホイールを換えるたびに別のチューブを持って出かけるっていう手間が生じるっていう気がかりな点があります。

もっと気がかりな点はXR300はリム幅が18.3mmと狭いため、シマノの完組ホイール(リム幅20.8mm)と使い分けを考えるとリム幅の差が大きすぎるリムはなるべく使いたくないので今回は選択肢から外そうと思います。


・キンリン XR240
キンリン XR240今使っている手組みホイールの後輪のリムはXR240なんですが、特に不満もなく使えていました。

重量的にもXR300より若干重い程度でリムの高さも24mmなのでチューブを改めて買わずに済むので面倒がありません。

XR240とXR300は素材が異なるせいなのかリム幅が19.3mmと若干広くなっている点もポイントで、シマノのホイールと使い分ける分にはリム幅の差も許容範囲です。

検討対象に入れているリムの中では最も安価に購入できるリムだけでなく、現在使っているXR240で組んだ後輪は2000km以下しか使っていないだけにリムが使い回せそうな気もするので、リムを使い回して余った予算を消耗品に回せるって考えると心が揺さぶられます。

とまぁ、現時点ではDTのR450を使って好奇心と満足感を得るか、キンリンのXR240を使って浮いたお金をタイヤ等の消耗品に回すっていう二択でホイールの組み直しを検討しています。

同じ予算の範囲内で完組ホイールも検討してみる

手組みホイールの組み替えにかかる金額が15,000円〜20,000円って分かったんですが、こうやって考えると安めの完組ホイールも視野に入ってきます。

完組ホイールなら手組みホイールみたいに自分で組む手間が無くて、すぐに使えるっていうメリットがあるため、時間的に余裕がなければ完組ホイールっていう選択も有りです。

ネットで簡単に調べると予算の範囲内ではシマノのWH-RS21カンパニョーロのカムシンフルクラムのレーシング7、少しだけ予算を足してマビックのアクシウムが検討対象に入るでしょうか。

ただ、こうやって検討対象として選んだ四種類のホイールの主な違いはシマノだけハブのベアリングがカップアンドコーンに対して他のメーカーがシールドベアリングというぐらいで、特に際だった差や特徴がないだけに好みのデザインやメーカーで選ぶしかないんですよね(^^;)

個人的にはシマノのWH-RS21はハブがカップアンドコーン方式なのでこまめにメンテナンスをしてれば一番長く使えそうな気がしているだけでなく、低グレードのハブでもカップアンドコーン方式なら調整次第で値段を凌駕するおいしい思いが出来るかもしれないっていう短絡的発想があるので買うんだったらWH-RS21になるでしょうね。

予想以上に記事が長くなってしまったため次回に続きます。

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