トピークのフロアポンプが空気漏れをしていたのでメンテナンスしてみました

トピークのフロアポンプが空気漏れをしていたのでメンテナンスしてみました

今日は朝練に出かけようと思ってタイヤに空気を入れていたらシュ〜〜という空気漏れの音がして、寒いところを着替えたのにチューブのバルブが壊れてしまったのかと思ったらフロアポンプのポンプヘッドから空気が漏れていて、ポンプに着いている空気圧系のメーターの針も緩やかに下がって50psiを差そうとしていました・・・。

すぐさまバルブからポンプヘッドを外して確認してみたんですが、パッと見た感じでは異常が分からなかったのでポンプヘッドの口金を締め直して再度バルブにポンプヘッドを付けてみると若干空気漏れがあったんですが、最初の空気漏れよりも弱いので空気を入れてみたら普段通りまで空気を入れることが出来たので一安心。

朝練の時間を無駄にしたくなかったのでとりあえず出かけたんですが、ポンプヘッドが空気漏れをしているような感じは以前からあって、この前の日曜日は体調が良かったのにやけに自転車が重く感じたのは空気漏れのせいだったのでしょう。

今日の朝練で自転車が前に進まなかったのは風速7m/sの風を真正面から受けていたからではなく空気漏れのせいで、コンビニのおでんが全品70円だったから昨日ついつい買いすぎて体重が増えてしまったのも空気漏れのせいってことにしておきましょうか(^^;)

ポンプヘッドのメンテナンスをする

フロアポンプが不調になるとタイヤに空気が入れられなくなるので一大事に陥ってしまう人もいるかもしれませんが、出かける時用とローラー台用にフロアポンプを二つ持っているので特に危機感はないんですよね。

写真を見てもらうと分かりますが、トピーク製のジョーブローシリーズを使っているんですが出かける時用がプロでローラー台用がターボです。

使ってみた限りでは性能は全く一緒ですがプロは金属を多く使っていて堅牢な作りで脚も広いので安定感が抜群で、ターボはプロで金属部品を使用している部分が樹脂になっていて脚も狭くなっているんですが安定感が悪いわけではありません。

ポンプの高さが730mmあるので少ない回数のポンピングで高圧に空気を容易に入れられるっていうメリットがありますが、女性や身長が低い人にはポンプが高すぎて使いづらいっていう難点もあるので万人向きのポンプではありません。

今回こうやって記事を記載していて思ったんですが、フロアポンプは今まで一度もメンテナンスしたこと無かったんですよね。

メンテナンスしなかった理由は密閉した状態で使う物をばらすと元通りの性能を維持できなくなることが多いため、特に不具合がなかったので購入してから7年もメンテナンスをしなかったというわけです。

ただ、今回はポンプヘッドから空気漏れをしているのでばらす必要があるんですが、まず口金部分を反時計回りに回して外して見ました。

口金を外してみたら写真のように口金、パッキン、バルブを押す金属棒とバネの4つのパーツで構成されていました。

イメージ的に口金を外すとごちゃっとした細かいパーツが出てくるんじゃないかって想像していたんですが、思った以上に単純な作りだったので別の意味であっけにとられました(^^;)

空気漏れを起こしていたのでパッキンを確認しても破れていたり、切れていなかったので汚れを落とすだけで終了。

これだけだと空気漏れの原因が分からないため、ポンプヘッドにあるレバーを止めているピンを抜くとポンプヘッドの中に残っているパーツを取り出しました。

パーツをポンプヘッドから取り出す際に内部のバネ(青枠部分)が転がっていく可能性があるので注意して作業しましょう。

こうやってポンプヘッドをバラしてみたんですがに空気漏れを起こしている原因が分からなかったため、各パーツの掃除をしてポンプヘッドの内部とパッキンにグリスを塗って組み上げてタイヤに空気を入れてみたら空気漏れをしなくなっていました。

内部にグリスを塗ったのが良かったんですかね(^^;)

これとは別にグリスを塗ったおかげで購入当初から動きが渋かったレバーの動きがスムーズになって、バルブからポンプヘッドを外すときに無駄な力を入れずに済むようになったのでターボの方もグリスアップをしておきました。

結果的に今回はグリスアップをしただけで空気漏れが直ったんですが、直らなかったら新しいパッキンを自転車店に注文すればいいことだし、パッキンが注文できなかったらポンプヘッドをヒラメの横カムに交換するっていう手もあります。

ジョーブロープロを購入して7年になりますがまだまだ使えそうです。