2013/12/29
前回の記事が長くなりすぎて中途半端に終わってしまったため、今回はリム・ハブ・スポークといったホイールで使用するパーツの重量に関することを記載してみようと思います。
前回の記事では手組みホイールの組み直しとリムのことについて記載したんですが、組み直しにかかる費用が15,000円〜20,000円程度であれば安い完組ホイールが買えるのに、わざわざ手組みホイールを組み直してまで使うのはこのグレードの完組ホイールのリムが重いだろうって予想しているからです。
どうしてこんな予想を抱いているか分かりやすく説明するために、予算の範囲で買えるシマノのWH-RS21を例にしてリムの重量を求めてみようと思います。
シマノのホイールカタログを見るとWH-RS21は前輪が820gに後輪が1030gとなっていて、使われているハブはティアグラ相当と思われるため、リム以外の各パーツの重量を以下として計算をしてみます。
前輪 820g− ハブ150g − (スポーク7.0g X 16) − (ニップル0.35g X 16) = 552g
後輪1030g− ハブ350g − (スポーク7.0g X 20) − (ニップル0.35g X 20) = 533g
こうやって大凡の計算をしてみるとWH-RS21のリムの重量が分かり、同一価格帯の完組ホイールのリムの重量も大きく変わらないはずです。
手組みホイールで使うリムは安価に購入できるキンリンのXR240ですら460g前後なのに、リムで550g前後ってなると手組みホイールだとかなり重い部類に入るだけに手組みホイールを組み直そうって考えているんです。
50g程度の違いなんて大したことがないと思うかもしれませんが、完成車に付いてきたタイヤから高級タイヤに替えて走りが劇的に軽くなるっていうのを知っているだけに、タイヤが軽くなって走りが軽くなるんだったらリムも軽ければ同じように走りが軽くなるのは必然で、軽いタイヤを使えばもっと走りを軽くできるわけです。
個人的に漕ぎ出しが楽なだけで気分良く乗れる単純な性格をしているため、リムはなるべく軽い方が好ましいっていうのもありますけどね(^^;)
もっと記載したいことがあるんですが収拾がつきそうもないのでこの辺で終わりにします。
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