2012/01/30
変速機が付いている自転車に乗っていてフロントの変速の調子が悪いな、と思ったときに以下の調整方法を覚えておけば工具なしで変速調整を行うことができます。
フロントディレーラーの変速調整はアジャストボルトを手で操作するだけで出来るため工具は必要ありません。
フロントディレーラーには+ネジがあるんですがチェーン落ちが発生するときに使用するものなので、変速調整をするときはあまり気にする必要はありません。
図のようにディレーラー本体にネジがあるため回せば調整できるんじゃないかと思っていじりたくなってしまいます。
フロントディレーラーに付いている調整ボルトはフロントディレーラーのプレートの移動幅を調整するためのものなので、変速時にチェーン落ちが頻繁に発生する時以外いじらないことをお奨めします。
ヘタにいじるとチェーン落ちをするようになったり、変速が全くできなくなったり、変速操作が重くなることもあります。
ちなみに過去に自分も知らずに調整ボルトいじってドツボに嵌った経験がありますので・・・(^^;)
フロントディレーラーの変速不良の主な原因はインナーワイヤーが伸びていることに起因するため、図のフレームの位置にアウターアジャストボルトが付いているので、この調整ボルトを回すことでインナーワイヤーの張りが調整できるので変速不良はほとんど改善できます。
アウターアジャストボルトは1/8回転程度回して変速操作を行い、変速が確実に行えるか何度も確かめながらベストな状態になるまで作業します。
アウターアジャストボルトは前輪側から見て調整するとネジの回転方向とフロントディレーラーのプレートの移動が同一になってイメージがつかみやすいので、作業になれないうちや調整していて訳が分からなくなったら前輪側から見ながら作業することをお奨めします。
アウターアジャストボルトを一気に回すとチェーン落ちや、変速操作が重くなることがあるため、必ず1/8回転程度ずつ回して慎重に調整することをお奨めします。
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