2014/8/23
巷ではツール・ド・フランスが終わって次はブエルタや世界選手権という感じでレースの話題に事欠きませんが、USA Pro Challenge in Coloradoというレースでスラムの電動無線コンポの試作版が使われているみたいですね。
以前スラムがワイヤレス電動コンポも実戦投入?にも記事にしていますが、以前のときはいかにも試作品ぽい感じだったのが今回は製品版ぽいような作りになっています。
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一見すると油圧ブレーキ対応シフターっぽい感じです。
レバーにテープか何か貼って隠しているみたいですが、よ〜く眼を凝らしてみるとRedという文字が見えるのでRedのレバーを流用して試作品が作られているかもしれませんね。
レバー裏の写真を見る限りではスイッチ部分が分かれていないため、ダブルタップ方式で変速するんですかね。
そうなるとどういう仕組みなのか興味がそそられます。
リアディレーラーは肉抜きがされていてプーリーケージはカーボン製ではなく金属製っぽいような感じですが、まだ作りが若干試作品っぽいですね。
電動の無線式だからリアディレーラーのエンド周りにケーブル類が無くとてもすっきりしています。
横から見ると分からないんですが、後ろから見るとけっこうごついつくりですね。
リアディレーラーに比べるとフロントディレーラーは完全に出来上がっているよに見えます。
ちなみに電動無線式コンポなのでバッテリーとアンテナが含まれているはずなんですが、Di2と比べてもスラムの方が小さく見えるような気がしますね。
ハンドル正面からです。
電動無線コンポらしくバーテープから出ているアウターワイヤーはブレーキの2本だけみたいですね。
それにしてもスラムの電動コンポで不思議なのがシフターやディレーラーの写真が出てきてもバッテリーや送受信機の写真が出てこないことなんですよね?
やはりバッテリーや送受信機はシフターと各ディレーラーに内蔵してあるのか興味は尽きません・・・。
スラムの電動コンポの正式発表がいつになるか分かりませんが、電動コンポで一番遅れていたスラムは有線式ではなく無線式でリードしている感じですね。
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