2014/8/27
去年ぐらいからディスクブレーキを搭載したロードバイクが少しずつ販売されてきていましたが、主だったホイールメーカーからディスク対応ホイールが販売されてないだけにロードバイクのディクスブレーキ化はもう少し時間がかかるのかななんて思っていました。
ディスクブレーキは制動力がリムブレーキより強いから従来と同じホイールの組み方が出来ないため、ハブとホイールの組み方を新たに設計しなおす必要もあってカーボンのディスクブレーキ対応ホイールなんて販売されるのはもっと先だと思っていただけにライトウェイトが試作品を出してきたのには驚きました。
試作品を示すPROTOTYPEのシールがハブに貼ってあり、ディスク取り付け方法はセンターロックではなく6ボルトタイプみたいですね。
従来のリムブレーキ用ホイールなら前輪はラジアル組みですが、ディスクブレーキの強力なブレーキングに対応させるためにクロス組みに変わっていますね。
ただ、従来のリムを使いまわして作られているわけではなくホログラムシールのようなものが貼ってあるのが分かると思いますが、これがセンサーになっていて空気圧やリムの温度をANT+を通してアンドロイドアプリにリアルタイム情報を飛ばして分かるようになっているらしいんです。
リムの温度が増加すると温度が数字で表示されるだけでなく、緑から赤に変化するようになっているみたいで、レース中でも瞬時に判断できるようにちゃんと考えて作りこまれていますね。
ライトウェイト曰く、カーボンリムで温度が分かればコーナーリングのブレーキングでリムの破損を未然に防げるだろうし、空気圧が分かるようになればスローパンクの症状が出る前に対処できるということらしいです。
個人的にプロが峠を下るときにリムの温度がどのぐらいまで上がって、上がるのか見てみたい気がするんですよね・・・(^^;)
それにしても自分はライトウェイトのホイールを指を加えて眺めるぐらいしか出来ないのに、新製品を見るたびにワクワクさせてくれるメーカーです。