2009/06/07
自転車通勤を始めてみようかなって思いついたときに最初にやることといえば通勤経路をどうするかだと思うんですが、日常的に自転車に乗っていれば会社までの距離を計算して走行時間を想定するぐらい簡単に出来ると思います
大よその経路が想定できたら休日に会社まで自転車で実際に走ってみて実現可能かどうかを考慮し、実現可能と判断したら通勤経路にある危険箇所等も考えて自転車通勤を始める下準備を整えていけばいいと思います。
会社に自転車通勤の申請をして許可が下りたら最初の一ヶ月は以下のことに注意して自転車通勤をすることをお奨めします。
休日に通勤経路を走り慣れていても平日の通勤時間帯になると信号が変わる間隔が異なっていたり、朝の通勤時間帯は路線バスや大型車が頻繁に走ったりすることは珍しくありません。
通勤経路上に路線バスが走るようならバス停の位置を覚えておくとバスの減速地点が分かりますが、道によってはダンプ等の大型車が頻繁に通ることもあって怖い思いをするようなら通勤経路を見直す必要もあるでしょう。
今まで夜間走行をしたことがないのであれば、慣れていないうちはゆっくり走ってスピードを出すのは厳禁です。
夜間走行に慣れていても交通事情が分からないうちはスピードを出すのは禁物で、特に国道は夜間に工事をすることがあるため残業等で21時以降に走行する場合は注意しましょう。
車に乗っている人は知っていると思いますが、5または10で割れる日付の日は五十日(ごとおび)と呼ばれていて道路が込むだけでなく乱暴な運転をするドライバーも多くいます。
毎日会社に行くんですから五十日(ごとおび)は避けられないため、五十日(ごとおび)に交通量が多い国道等を走行する際は気を引き締めて自転車通勤を行うようにしましょう。
警察署によって異なりますが、五十日(ごとおび)だけ取り締まりを強化したり、早朝だけ大通りに白バイ警官がいて事故を抑止していることもあり、こういった警察署が通勤経路にあると五十日(ごとおび)でも安全に通勤できる強い見方になってくれるでしょう。
事故等の影響で渋滞が発生しても自転車は渋滞に関係なく測道(場合によっては歩道)を進むことが出来ますが、普段と走行速度が変わるので通勤時間が大幅に延びることがあります。
事故の状態がひどい場合、数km前から完全通行止めにされて迂回を強いられることもあるため、別の通勤経路も覚えておいた方がいいでしょう。
※道路が完全通行止めになっていても警官に交渉することで自転車は通行させてくれることがあるため、付近に警官がいたら理由を話して見るといいかもしれません。
たまたま休日の下見で問題がないと分かっても実際に自転車通勤をすると思いもしなかったようなことが起きて、下見をした日が道路が空いていただけだったのかもしれません。
※国道は平日と休日で信号の変わる間隔が異なることはよくあります。
最初の1ヶ月は休日の倍以上時間を取って、余裕を持って通勤することをお奨めします。
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