2011/9/2
アウターギアの交換をする前に50Tと53Tのギア比を計算するとフロントの歯数が1T増えるとリアが約0.25枚重くなるのとほとんど変わらず、50Tから53Tに変えると0.75枚重くなるっていうのを頭に叩き込んでおきました。
ここで重要なのはギア比の計算上だけなので、<かなりきつい>や<回せない>と思えるようだったらお金の無駄になるのでパーツを購入しないで済みます。 でも、53Tは<けっこうきつい>程度に思えたので53T-39Tのクランクを購入したんですが、本音というと52Tを試したかったんですよね(^^;)
ま、投げ売り状態のクランクだったのでギアの構成に文句があれば、まともな値段で購入するしかないんですけどね・・・。
交換当初は50Tと同じギアを踏むと計算通り重く感じたんですが、1週間も乗っているとこの重さに少しずつ慣れてきます。
ただ、それも体力があるときだけの話で、疲れてくると53T-21Tでは漕ぎ出しが重く感じるので1枚軽くして53T-23Tを使うようになりました。
交換前から分かっていた事ですがフロントのギアが大きくなっているので坂ではリアを1枚落として登る必要性があり、今まで50T-23Tで登れた坂ではインナーに落とさないと登れません。
ちょっとした向かい風でもリアを1枚落とさないとかなりきつく感じるため、普段走っている多摩川サイクリングロードではあまり使っていなかった23Tが大活躍です(^^;)
コンパクトクランクだとアウターだけで走れてしまう事が多かったのでフロントの変速調整は重視していなかったんですが、ノーマルクランクだとフロントもこまめに変速して対応する必要があるのでフロント変速の考えを改めました。
ノーマルクランクに変えて一ヶ月程度で速くなれるんだったらいいんですが、当然のように速くなる訳がありません(^^;)
かといって53Tに変えて遅くもなっていません。
数値的に見ると平均速度は変わっていないんですが、クランク長が170mmから172.5mmに変えたおかげで向かい風の走行が若干楽になっているので向かい風が強い時でも平均速度に大きな変化が出ていないのかもしれません。
クランクを変えてから風向きに関係なくスピードが上下せずに平均的に走れるようになっているんですが、53Tを使ってこれなら50Tのコンパクトで172.5mmの方が更に効率的に走れるんじゃないかと思えたためノーマルクランクは自分には必要ないと判断しました。
今回はクランクが安売りしていたとはいえカンパニョーロ製だったので15,000円程度投資したんですが、3年以上ノーマルクランクと172.5mmの事が気になっていた件が解消でき、知識レベルだったウルトラトルククランクの取り付け方、STIで11速クランクの動作を実践できたので比較的安い投資だったかもしれません。
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