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インドア大好き人間が自転車に乗り始めて嵌り、今ではどこに行くにもロードバイク
当然のごとく速く走れるわけがないんですがメンテナンス大好きなので自転車を弄ることを中心に記載しています。

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2013/9/4

カンパニョーロからBB30に対応したクランクが出るみたいです

右の母子球の部分をちょっとだけ切ってしまって歩くのすら辛い状況なので自転車に乗るのを見合わせているんですが、9月になったこともあって新しいパーツの情報でもないかと思ってネットの海をさまよっていたら見つけました新製品関連の記事を。

市場にあれだけBB30に対応したフレームが発売されているのにシマノとカンパニョーロから対応したクランクを販売しないことに不思議に思っていたんですが、ようやくカンパニョーロからBB30に対応したクランクを出すみたいですね。

見た目が若干ごつくなった

BB30に対応したカンパニョーロのクランク例によって海外サイトで見つけた記事なので記事を読まずに写真を見てみると、今までよりも若干ごつくなったカーボン製のクランクの写真がありました。

ザッと写真を眺めていて思ったんですが、RECORDっていう文字の印刷が無いんですよね。

カンパニョーロって最新のパーツを出す時って最上位のレコード(もしくはスーパーレコード)っていう個人的なイメージがあるんですが、最初は試作品だからなのかなって思って記事を読んでみたらレコードではなくコンプ(Comp)で出るみたいです。

BB30に対応したカンパニョーロのクランク写真を見て分かるように試作品であったとしてもクランクにはCOMP ONE、COMP ULTRAと印刷されているのでCompのグループセットが確定なんでしょう。

ONEとULTRAの違いはULTRAの方は中空仕様で、これを明記した印刷がサイドにあります。

赤字の印刷であっても従来のクランクのようにBB30はフレームにベアリングを圧入するだけに、CULT仕様とは無縁でしょうね。


気になる取り付け方法

BB30に対応したカンパニョーロのクランクカンパニョーロのクランクというと現在は上位グレードにはウルトラトルク、下位グレードはパワートルクと取り付け方法が異なっていて、コンプはどちらになるのかと思って写真を見ていたらどちらにも属さないっぽいです・・・(^^;)

クランクシャフトの取り付けが接着剤がはみ出ている件は置いておいて、クランクシャフトだけを見た感じではパワートルク方式っぽい感じに見えるんですが、クランクシャフトの端に雄ねじが切られているのでパワートルクとは取り付け方法が異なるのではないかと推測できます。

BB30に対応したカンパニョーロのクランク他にも左クランクを固定する部品を見てもパワートルク方式と異なっています。

また、写真を見た限りでは左クランクを固定するネジを止めるのに専用工具を使いそうな感じですね。


BB30に対応したカンパニョーロのクランクの取り付け展開図写真とは別に取り付け展開図をみるとパワートルク方式に酷似した取り付け方法でありながら、BB30に対応した新しい取り付け方法みたいですね。

それにしてもカンパニョーロは取り付け方法が異なるクランクを3種類も用意しちゃって大丈夫なのかなって思うんですが、この辺は余計なお世話ってヤツですかね・・・(^^;)


販売時期や価格は?

話が若干それますがコンプっていうと近年ではトリプル仕様で使われていたグループセットの名前として思い浮かぶんですが、最近ではアテナ、ケンタウル、ベローチェでトリプル用のパーツが作られるようになってコンプという名称のグループセットは無くなっていただけに、コンプがグループセットとして復活するのであれば他にも製品が出るのかなとちょっと興味がそそられますね。

こうやって写真も出ていて属するグループセットの印刷までされているので完成品に近い状態だと思うんですが、販売時期や価格に関しては不明で日本でいつ販売されるかも今ひとつ分からないんですよね。

時々自転車店のブログを見ることがあってカンパニョーロの2014年新製品発表会に行って来たっていう記事は色々な自転車店のブログで記載されているんですが、そういった記事には決まってBORA 35mmに関する記事ばかりでBB30対応クランクに関することを記載しているのを見たことがないんです。

自転車店向けの2014年新製品発表会でカンパニョーロジャパンもしくは代理店が何もアナウンスしていないっていうことは、2014年に日本では販売されない可能性も考えられますし、BB30クランクはオフレコになっていたり発表会に間に合わなかっただけだったのかもしれませんが・・・。

気になるシマノの動向

BB30対応クランクに関しては近いうちに自転車雑誌等に詳細に載ると思いますが、カンパニョーロがBB30系のクランクを出したということで最も気になるのがシマノの動向です。

市場に出ているカーボンフレームの多くがプレスフィットBBばかりになってきているだけに、シマノも従来型のスレッドBBとBB86だけに固執しないで他の規格にも対応せざるを得ないと思うんですよね。

タイミング的には来年か再来年に発表される5800系の105に合わせるか、もしくは次のデュラエースの発表に合わせるっていう感じでしょうか。