2009/6/12
自転車店にあるような本格的なメンテナンススタンドを所有しているのであればこのページを読む必要はありませんが、本格的なメンテナンススタンドを持っていない人の方が多数だと思うのでこのページを作成してみました。
組み立て作業を始める前にフレームの洗浄等を行っているのなら洗浄時に外したパーツ類を取付けておきます。
各工程を行う前にフレームに取付けても問題ないんですが、フレームに取付けておけば紛失しないで済みますからね(^^;)
下記はフレームに付いている主なパーツです。
ワイヤーガイドを取り付けるにはフレームを逆さまにしないといけないため、この時点でBBシェルにワイヤーガイド(写真)を取付けておきます。
メンテナンススタンドを所有しているのであればメンテナンススタンドにフレームを固定するだけなので特に問題ありませんが、図のようにフレームにリアホイールを取り付けてディスプレイスタンドでフレームを立たせるだけでも組み立て作業を行うことは可能です。
フレームからロードバイクを組立てる場合、何らかの方法でフレームを安定させる必要があるので一番最初にロードバイクを組んだ時はメンテナンススタンドを所有していなかったのでこういう方法で作業を進めました。
不格好でもこうやっておくだけで転倒させてリアエンドを曲げる危険性を減らすことが出来ますし、フレームを安定して置けるので作業を中断してゆっくり食事したり、トイレ等にも安心して行けるようになります。
この状態でフレームを安定して置けるようになるんですが、ダウンチューブのあたりが床に直接触れる状態になるので床材によってはフレームや床材が傷付く可能性があるため、フローリングや畳の場合は床に柔らかいタオル等を敷いて傷防止をすることをお奨めします。
ディスプレイスタンド 折畳式 DS-520 |
自分の部屋はカーペットを敷いてあるのでフレームが傷付く心配がほとんどなかったんですが、グリスやオイル等でカーペットが汚れる心配があったため、以後の作業は1800mmX 700mmの低反発マットを敷いて進めました。
他にも便利な方法があると思いますが、余計なお金をかけずにロードバイクを組むには手持ちの物を有効活用するのが一番で、自転車店と同じ設備と同じ工具を使って手早く作業しても、持っている物を有効活用してのんびりを作業しても最終的にロードバイクが確実に組上がれば同じです。
こうやって作業方法を紹介でもしない限り組みあがったロードバイクを見ただけでどうやって組立てたか分かる人なんていないため、使う物にとらわれずに組立てた方がいいと思いますよ(^^)b