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インドア大好き人間が自転車に乗り始めて嵌り、今ではどこに行くにもロードバイク
当然のごとく速く走れるわけがないんですがメンテナンス大好きなので自転車を弄ることを中心に記載しています。

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2012/9/15

サドルに下がり癖が付いている

眼鏡に付けている滑り止めにシリコンが切れてしまったので、交換しに眼鏡屋さんへ行ったら西の空が真っ黒でいかにも雨降ってますっていうのが分かるほど・・・。

今日は西には行くまいと思って眼鏡屋さんから出たら今度は南側の空が真っ黒、そして北側は入道雲がもくもく。

今日は出かけると絶対に雨に降られるなんて考えが頭をよぎり、自転車に乗るのを止めたのに自宅付近では雨が降らなかった・・・(^^;)

短い時間ながら9/4から毎日自転車に乗っていたということもあったので、今日はいい休足日になりました。

サドルが下がってくる

先日の漕ぎ出しが重く感じていた原因にも書きましたがサドルに下がり癖が付いているみたいで、元の高さに戻しても100km程度乗ると2mmぐらいサドルが下がってしまいます・・・。

今年はポジションを色々いじっていてサドルも頻繁に上下させていたため、カーボンシートポストに塗っている滑り止めが効力を失っているかもしれないと思い、今日は自転車に乗らないと決めただけにメンテナンスをする時間はたっぷり取れるのでシートポストを外して確認してみることにしました。

シートポストを確認してみる

古くなったシートポストのファイバーグリップシートポストを外してシートチューブに入っていた部分を触ってみると滑り止めがさらさらの状態で、シートチューブの内側を触ってみると多少ザラザラしているという感じでした。

こんな状態で乗っていれば徐々にシートポストが下がってきても仕方ありませんね・・・。

少し分かりにくいので気になるようでしたら拡大画像で見て下さい。

拡大画像

シートポストにファイバーグリップを塗る滑り止めの効果を発揮させるためにシートポストとシートチューブの内側の古くなった滑り止めをパーツクリーナーを吹き付けたウエスで拭き取って、新たに滑り止めを塗り直しました。

シートポストに滑り止めを塗るときに固定位置から塗ってシートチューブに挿入すると滑り止めが盛大にはみ出してしまうのを防ぐため、固定位置から1.5cm程度開けてむら無く滑り止めを塗ることではみ出すのを比較的最小限に抑えることが出来ます。

ただ、全くはみ出さないより若干はみ出すぐらいの方が滑り止めが先端までしっかり行き渡っていると思っているので、この辺は好みの問題かもしれませんね。

シートポストからはみ出したファイバーグリップシートポストの固定位置から1.5cm程度間隔を空けて滑り止めを塗って、シートチューブにシートポストを挿入するとだいたい右の写真ぐらい滑り止めが綺麗に少しだけはみ出してきます。

これが固定位置まで滑り止めを塗るともりもりとはみ出してしまって、はみ出す量も多いので拭き取るのがとても面倒だし滑り止めも無駄にもなります。

やはり、新品の滑り止めを塗っただけあってシートポストを挿入する際の手に伝わってくるザラザラ感というか、抵抗感が明らかに増したので下がり癖が無くなってくれるといいんですけどね。


フィニッシュライン ファイバーブリップ
自分がカーボンパーツの滑り止めに使用しているのはフィニッシュラインのファイバーグリップなんですが、一番小さいチューブが50g入りでも個人で使うには十分すぎる量というより、個人レベルで普通に使い切るにはカーボンパーツと自転車をかなり所有していないと難しいだけに、ケチケチ使わずに多少はみ出すぐらい塗ることで<これで滑らないだろう>という安心感を得ています。

製品に付属していたり、極少量で売っている使い切りタイプの赤いカーボンパーツ滑り止め剤は経年変化でカーボンパーツの表面が赤く染まってしまうことがあるんですが、ファイバーグリップは透明なので色つきの心配がないというのも特徴です。

パーツにはなにも問題がなくても赤く染まっているだけで中古で買い叩かれる原因になってしまうため、後々になってから起きる要素が分かっているのであれば未然に防げるものを使っておけば後悔しないで済みますからね。

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