2013/1/25
先日降った雪がここ数日の雨で無くなったので今週末は自転車で走りに行けそうな感じがしていますが、約2ヶ月も自転車で外を走っていなかっただけに不快な振動を敏感に感じるんだろうな、なんて考えるとちょっとだけ不安になります。
こういう時だけカーボンフレームの自転車が欲しいなって思うんですが、何度か走れば不快な振動にも慣れてしまうので乗り始めた数回だけなんですけどね(^^;)
こんな事を考えながら先日所有している3台のロードバイクをメンテナンスしたついでに普段乗っているウィリエール ラヴァレドをローラー台に設置してやっていたんですが、どうもサドルの前後位置が前すぎる様な気がしてサドルを3mm程度後退させてボルトを締めたらピキィッという音と共に六角レンチがスカッと回ってボルトが折れました・・・orz
写真を見てもらうと分かると分かると思いますが、やぐらにボルトが残っているためシートポストからやぐらを外してボルトをプライヤーで回して抜きました。
ネジ部分が出た状態で切れてくれたためプライヤーで回して切れたボルトの残り部分を抜くことが出来たんですが、これがネジが出ていない状態で切れたら外すのがけっこう面倒なんですよね(^^;)
とりあえず2本締めのやぐらなのでもう1本も折れる可能性が高いので今まで使っていたボルトも切れる可能性があるので新品のステンレスボルトに交換することにしました。
自転車関係でボルトを切るなんて久しぶりの経験ですが、過去にボルトを切ったのはオーバートルクが原因だったのに、今回は感覚では6nm程度でボルトを締めるときよりも弱い力でボルトが折れたので金属疲労の可能性が高いですね。
それにしても出先でサドルの位置が気に入らなくて調整をしてボルトが折れたりしたら走行不能になってしまうため、ローラー台をやっているときにボルトが切れてくれて良かったです。
やぐらを固定するボルトは自転車に乗る人間の体重もかかるので、毎年交換するぐらいの考えを持っておいた方がいいかもしれないですね。
やぐらを外したついでにサドルの裏側に付着している泥等を拭き取っていたら、サドルに亀裂にようなものが入っているのを発見して座面部分から押してみたらサドルシェルが割れていました・・・orz
写真を見てもらうと分かると思いますが、サドルシェルの左部分が割れているのが分かると思います。
ただ完全に割れているわけではなく4/5程度割れていてまだ繋がっている状態なんですが、このまま使い続けていれば真っ二つにサドルが折れてしまうぐらい簡単に予想出来るため、こんなのを発見したらこのサドルは使うわけにはいきません。
こんな状態になるまで気づかないなんてバカなのと思っている人もいるかもしれませんが、このリッチー製のサドルは座面が5mm程度しなってサスペンションの様な役割をして不快な振動をカットする構造なので座面がしなる事に関してまるっきり気にしていなかったんですよね。
それにしてもネットでもサドルのシェルが割れたなんていう記事を見たこと無いし、自分の経験でも座面部分が擦れて破れてきたり、ふにゃふにゃにヘタってサドルを交換したことがあったんですが、まさかシェル部分が割れるなんて思っても見なかった事象です(^^;)
リッチー製のサドルがしなるっていう作りが原因で使用するに連れて疲労が溜まってサドルシェルが割れたのかもしれませんが、アルミフレームにこのサドルを組み合わせると不快な振動がカットされて快適に走れるだけにポジション出しが面倒でもけっこう気に入ってるんですよね。
なんにしても自転車走行データベースを見てみると約12000km使っているので、ある意味シェルが割れていなくても年内中にへたって寿命を迎えたんじゃないかと思っています。
サドルシェルが割れていたことで膝を痛めた原因が、このサドルシェルの割れだったんじゃないかと思いました。
元々は僅かに割れていたのが乗っているうちに徐々に割れてきて、左右の脚にかける力に差異が生じて膝に負担がかかって悪くしたんじゃないかと考えているんですが、ここら辺は確信が持てないので推測の域を出ませんけどね・・・。