2009/12/20
オメガコンパクトバーでサイズのトラップにはまって新たにワンサイズ大きいのを自転車店に買いに行ったらオメガは芯-芯400mmだけしか残ってなかったため、どう見てもオメガと見た目が同じなのに名前が違うだけで値段が\500高いFSAのベロコンパクトバーというハンドルを購入しました。
オメガコンパクトバーと同じ仕上げで粗い梨地仕上げになっています。
オメガコンパクトバーでワンサイズ大きい芯-芯420mmを使えば大丈夫と分かっていたのでサイズに関しては問題なく、アナトミックと違って下ハンドル部分が丸いため握る箇所をハンドルに決められるのではなく、自分で好きな箇所を握れるのがコンパクトシャロータイプのいい所で、下ハンを握っていてもブレーキレバーに指が届きやすいので安心して下ハンを使うことができます。
FSAのドロップハンドルのラインナップを見てみると似たような値段でオメガとベロという二種類のコンパクトハンドルがあって、形状が少しでも異なっていれば特に気にすることはないんですが、実際に見た感じでは名前が違うだけで全く同じものにしか見えないのでFSAのサイトで違いの確認をしてみました。
※購入時はFSAのサイトにも詳細が記載されてなかったんですよねぇ・・・。
ベロ | オメガ | |
---|---|---|
素材 | アルミ(詳細不明) | アルミ(AL6061) |
素材加工 | プレーン管 | ダブルバテッド管 |
アウター用加工 | 前に凹み有り | 前後に凹み有り |
サイズ | リーチ:80mm ドロップ:125mm | リーチ:80mm ドロップ:125mm |
仕上げ | 全面に粗いショットピーニング | 全面に粗いショットピーニング |
ショットピーニングは素材の表面に小さい鋼球を空気圧等で吹き付けて表面強度や耐久性を増す加工で、ハンドルの表面が粗い梨地になっているのはこの加工のためで、発売時期によってクランプ付近がポリッシュ仕上げになっているものもあるみたいです。
FSAのサイトには過去にハンドルバーに関するpdfがあったんですが、削除されてしまったみたいなので図面を載せておきます。
FSAのサイトにオメガはハンドル終端からブラケット位置付近までで4度の角度を付けていると記載されていて、図面を見ても角度が付いています。
海外の自転車店のサイトにもこういった記述がされているんですが、日本のFSAの代理店は価格をつり上げることは熱心に行っても、顧客にとって重要なことをまったく記載していません。図面とは別に写真も見てもらうと分かりますがハンドル終端部分とブラケット位置付近で幅が狭くなっているのが分かると思います。
ブラケットを基準にハンドル幅を考えるのであれば、通常使っているサイズよりもワンサイズ大きいサイズを購入することも検討しておいてもいいかもしれませんね。
※写真はオメガコンパクトバーです。
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