フォイクト選手アワーレコード記録を樹立!!

フォイクト選手アワーレコード記録を樹立!!

引退レースとしてアワーレコードに挑戦することを表明していたドイツのイェンス・フォイクト選手ですが、9月18日に51.115km/hの新記録を樹立して競技生活から引退することになりました。

今までのアワーレコードの記録はオンドジェイ・ソセンカ選手が2005年7月に記録した49.700km/hですが、今回フォイクト選手が樹立したのは50km/hをようやく突破した51.115km/hという素晴らしい記録で、約9年ぶりにアワーレコードの記録が更新されることとなりました。

ただ、今回の記録樹立の影には今年の5月にUCIがアワーレコードのルール改正を行ってアワーレコード挑戦時に使用できる機材をトラック競技に準じると改変したため、エアロヘルメット、ディスクホイール、エアロバー等の使用が認められた直後の記録樹立となります。

この改変によって今後アワーレコードに挑戦する選手が増えると思われますが、個人的にはカンチェラーラ選手が挑戦したらどういう記録になるのか、キッテル選手のような絶頂期のトップスプリンターが挑戦するとどういう記録が生まれるかのだろうかという興味は尽きません。

それにしてもフォイクト選手はこれだけの素晴らしい記録を樹立して引退というのももったいない感じもしますが、有終の美を飾って引退ですからね。