2013/5/17
ここのところ自転車関連製品のニューモデルが発売される時期が早まってきているなと感じているんですが、まだ5月中旬だっていうのにフルクラムの2014年のローエンドホイール(レーシング5とレーシング7)がもう販売されるんですね。
発表されるぐらいだったら今年もずいぶん早いなと思うぐらいですが、一部の自転車店ではもう販売されているっていうんだから驚きです。
この調子で販売時期が早まっていったら10年後や20年後はどうなってしまうのかと思ったりしています・・・(^^;)
新製品と聞くとそんなに興味が無くてもなんとなく見たくなるのが人の常というものですが、趣味の分野で新製品なら更に気になるってものです。
ただ、フルクラムのホイールはここ数年リムのデザインぐらいしか変わってなかったので2014年も似たような感じだろうと思ってそれほど期待していなかったんですがかなり変わっていました。
ただ、2014年モデルはリムのデザインが2013年モデルと酷似していて違いが分からないため、2013年モデルと2014年モデルの後輪の写真を並べてみたので見比べながら記事を読むと少しは分かりやすいと思います。
すぐに分かるのがハブのフランジがかなり肉抜きされてデザインも明らかに変わっているところです。
更によく見ると2013年モデルは後輪が半フリー側がラジアルで8本にフリー側が2クロスで16本の24本で組まれていたのが、2014年モデルは半フリー側がラジアル10本でフリー側が2クロスで10本というオーソドックスな組み方に変わっています。
写真は載せませんが後輪が大きく変わっただけに前輪も何かあると思ってよく見てみると、2013年モデルは20本で組まれていたのが2014年モデルは18本で組まれていました。
他にも調べてみるとスポークの組み方以外に後輪のリムはオフセットされていて、レーシングクアトロと同じように調整できるハブ、レーシング5のニップルはアルミ(赤)に変更されているので、ここまでやると例年のマイナーチェンジではなくフルモデルチェンジですね。
自転車のパーツでフルモデルチェンジとなれば気になるのはどれぐらい軽くなったかなので、メーカー発表重量と価格(定価)は以下の通りになっていました。
前後共にスポーク本数が減ったので結構な重量が軽量化されて、2013年モデルと比べるとレーシング7が90g、レーシング5が115g軽量化されていますね。
価格も定価売りで販売する自転車店より、10%〜20%程度安く販売する自転車店が多いのでもうちょっと安く流通するんじゃないかと思っています。
それにしてもレーシング5やレーシング7がフルモデルチェンジされただけに、ハイエンドモデルもフルモデルチェンジされるんじゃないかと非常に気になるところですが、現段階では情報がないのでもうしわけないんですが何も記載することが出来ません(^^;)
ただフルクラムのローエンドホイールがフルモデルチェンジになっただけに、カンパニョーロ製のローエンドホイールもフルモデルされる可能性はかなり高いんじゃないかと思ってますがどうなりますかね。