2013/2/14
今日の読売新聞夕刊の一面に悪質自転車に講習義務という見出しが載っていたため、ここを見ている方で該当する人はいないと思いますが周知目的で記事を抜粋して記載しておきます。
警察庁は14日、信号無視を繰り返すなど悪質な自転車運転者に対し、講習を義務づけることを柱とした道路交通法改正案を公表した。
思案では、未受講者に罰則を適用することも明記した。
今月末まで一般からの意見を募集し、反映した上で道路交通法改正案をまとめ、通常国会に提出する方針。
成立後は施行まで1〜2年かけて関連の制令整備などを行いたい考え。
思案によると、講習の対象は、交通事故を誘発する<危険な運転>を繰り返し、今後も繰り返す恐れがある人で、都道府県公安委員会が受講を命じる。
現在、自転車運転者では信号無視や酒酔い、ブレーキのない自転車の運転などを道交法違反の容疑で摘発しており、こうした運転で一定期間に2回以上摘発された人が受講を命じられる見通し。
一定期間をどの程度にするかは今後、検討する。
制度運用には課題もある。
講習の対象を<危険な運転>と繰り返す恐れのある人と想定しているが、具体的にどのような運転を<危険>とするかは決まっていない。
また、<危険な運転>で一定期間に2回以上摘発された運転者に講習を受けさせたい考えだが、期間をどの程度にするかも未定だ。
読売新聞2013/02/14夕刊1面と12面から原文のまま抜粋し、新聞に載っていた図がとても見づらかったため見やすく作成し直しています。
自分は交通ルールを守って自転車に乗っているので警察がこういう事をしてくれるのは大歓迎ですが、同時に車を運転する側の自転車に対する意識改革も厳しく行って欲しいところです。
それにしても危険運転の定義が定まっていなかったり、各都道府県警とデータの共有すら出来ないのに法整備だけはしたいというのは本末転倒な気がしますね。