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インドア大好き人間が自転車に乗り始めて嵌り、今ではどこに行くにもロードバイク
当然のごとく速く走れるわけがないんですがメンテナンス大好きなので自転車を弄ることを中心に記載しています。

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2012/10/27

チェーンの防錆オイルを落とす

チェーンリングの交換のついでにロードバイクのプチオーバーホールをしているので今回は新品のチェーンに付いている防錆オイルの簡単な落とし方について記載します。

新品のチェーンは防塵オイルでギトギトしています

新品のチェーンを出すと防錆オイルでギトギトの状態でこのままの状態で使用するとチェーンオイルの効果を発揮できないため除去する必要があるんですが、SHIMANOの取扱説明書にはアルカリ性、あるいは酸性型の洗浄液は決して使用しないで下さい。これらを使用するとチェーンが破損し、重傷を負うおそれがあります。と記載されているため、パーツクリーナーをウエスに吹いて拭き取りをせざるを得ないんですがこの方法だと何度拭き取ってもきれいに防錆オイルが落ちないんですよね・・・。

灯油に一晩漬け込むといった方法をしている人もいるみたいですが、個人的に灯油みたいな危険物を一時でも自室に置くのは避けたいので自分がチェーンの防錆オイルを落とすのに行う方法は空のペットボトルにチェーンを入れてパーツクリーナーを吹いてからシェイクする、ただそれだけです。

この方法は簡単に防錆オイルを落とすことができるし作業時間も10分程度で済むだけでなく、何より灯油みたいな危険物を使用しないので安全です。

難点なのはパーツクリーナーを大量に消費することなんですが、こういった洗浄をするときは自転車用で使う値段が高いパーツクリーナーは使用せずに、ホームセンター等で安売りをしているパーツクリーナーを買ってきて使い分けるようにしておくといいですよ(^^)b

チェーンの防錆オイルを落とす

先に記載したようにペットボトルにチェーンを入れて清掃するんですが、ペットボトル内に清涼飲料水の残りが入っていると糖分の影響でベタつく可能性があるので、ペットボトル内に中性洗剤を使って簡単に洗ってから使用することをお奨めします。

チェーンの防錆オイルを落とす写真のようにペットボトルにチェーンを入れて中にパーツクリーナーを吹くんですが、吹き付ける量は写真と同じぐらい入れておいた方がいいです。

チェーンの防錆オイルを落とす上下にペットボトルを振ると音がうるさいだけで防錆オイルが落ちないため、ペットボトルを回転させるようにして洗濯機のようにパーツクリーナーがチェーンにまんべんなくかかるようにすると防錆オイルがきれいに落ちます。

シェイクする時間や回数は好みで構いませんが1分〜2分程度シェイクすれば十分です(^^)b


チェーンの防錆オイルを落とすある程度シェイクすると写真のように透明だったパーツクリーナーが真っ黒になります。

この状態でペットボトルからチェーンを出してもパーツクリーナーに解けた防錆オイルが付着してチェーンのギトギト感が今ひとつ取れていないため、汚れたパーツクリーナーをペットボトルから出して、すすぎのためにもう一回ペットボトルにパーツクリーナーを吹いてシェイク作業を行うとチェーンのギトギト感が無くなります。


ペットボトルにチェーンを入れるのは簡単だったのに出そうとすると簡単に出てこないため、チェーンを出すときはペットボトルをカッターナイフで切って取り出すのが簡単です。