2012/10/25
チェーンリングの交換のついでにロードバイクのプチオーバーホールをしているため、今回は各ディレーラーの取り付け方と注意点について記載します。
フロントディレーラーはシマノの取扱説明書ではプレートと大ギアのすき間が1mm〜3mmになるように調整して取り付けと最初に記載されているんですが、シマノ製のチェーンリングを使うのであればこれで問題ないんですが、今回みたいにシマノ製以外のチェーンリングで更に歯数が小さいギアを使う場合は取扱説明書の記載をそのままでやっても変速調整がうまくいかないんですよね(^^;)
自転車店みたいに組み立てを頻繁に行っていればデータが蓄積されているので他社製のチェーンリングを使用する際のプレートと大ギアの適切なすき間が分かっているから問題ないかもしれませんが、自分は自転車店みたいに多くの経験がないのためプレートと大ギアのすき間の調整等は後回しにして、先にフロントディレーラーを仮組みだけして、リアディレーラーとチェーンの取り付けが終わってからフロントディレーラーの調整を行った方が変速調整でドツボに嵌らずに済むっていうのが数少ない経験で分かっています。
取扱説明書の記載から比べたら作業に手間がかかるんですが、最終的に変速を確実に決まらせることが重要なので多少の手間は仕方ありませんね・・・。
チェーンを取り付けるためにフロントディレーラーを仮組みをするだけなで、指定トルクで固定せずにずれない程度のトルクで締め付けます。
リアディレーラーはフレームのディレーラーハンガーに指定トルク(8Nm〜10Nm)で取り付けます。
リアディレーラーを取り付ける際にBテンションボルト(青○部分)をフレームのディレーラーハンガーに引っかけて取り付ける必要があるので注意して下さいね。